3年ぶりに実現したSka Explosion大盛り上がり大会! Ska Explosion @ Hibiya Yaon (7th may '98)
東京編
1998年5月17日、その日は昨夜からの雨が朝になっても止まず、屋外イベントとしては最低のコンディションになるかと思われていた。ところが、午前9時スタッフが入り仕事を開始するや否やぴたりと雨が止み、みるみる晴れ間が広がっていった。雨水を取り除くのに幾分の手間はかかったものの、約3年ぶりのスカ・エクスプロージョンはこうして始まることになったのである。
午後1時、開場するとこの日を待ちわびたスカファン達であっと言う間に会場は一
杯になり、熱気で溢れ返っていた。今回はスカフレイムス渡辺氏主催のクラブイベン
ト「CLUB SKA」の10周年という事もありセットチェンジの合間にはクラブスカのDJの面々が会場を盛り上げるというスカ一色の1日となった。
そんな中オープニングを飾ってくれたのはRUDE BONES。最近はメロコア等のバンドと競演することが多かった彼らであったが、この日は若手スカバンドとしての本領を十二分に発揮し、いつも以上の会場の反応の良さにはじめは緊張していたが、徐々にそれもほぐれ、素晴らしいステージを披露してくれた。
2番目に登場したのは、東京スカパラダイスオーケストラ。今や日本を代表するバ
ンドにまでなった彼らであるが、その名にもある通りやはりルーツはスカである。初
期のこてこてのスカを織りまぜつつ会場をを巻き込み、見事なまでのエンターテイメ
ントショウを繰り広げてくれた。さすがである。ライブはやる度に売り切れ、数え切れないほどの公演をこなしてきたことに裏付けられているのであろう圧倒的なものだった。
次に登場したのは、ギャズ・メイオール率いるTROJANS。あいかわらず元気で、オープニングも客席の中から現れるというサービスぶり、最後の柵を越えるときにちょ
っとつまずいてしまったがそれもまたご愛敬、ショウでもそのテンションはあがりっ
ぱなしでギャズも大汗を掻きながら杖を振り回していた。ニューアルバムからの新曲
RED INDIAからRINGO まで、待ちかねていたファンを十分に楽しませてくれるに値するショウをみせてくれた。本人達も観客の反応の良さに非常に楽しんでいるように見えた。
ここで今回のスカ・エクスプロージョンの副題にもあるCLUB SKAの主催者の渡辺氏率いるSKAFLAMESの登場である。しかしこのバンドの相変わらずかっこいいこと、ロックなのである!総勢12名からなる彼らのステージは圧巻で、観客はもとよりスタ
ッフまでが彼らの演奏に酔いしれていた。スペシャルゲストとしてランキン・タクシ
ーやTokyo No.1 Soul Setといった錚々たるメンバーが応援に駆けつけ会場のテンシ
ョンも最高潮に達していた。数日前には彼らの敬愛する元スカタライツのリーダー、
トミー・マクックが他界し、彼のために数曲の追悼ソングが演奏されたことも印象深
かった。
日も傾き、涼しい風が心地よい夕暮れ時、ギャズに招かれ、ついに御大達が登場し
た。MCのカウントダウンの声がいつしか観客の声と重なり合い5・4・3・2・1
・ゼロッ、それと共に奏でられたホーンの音には本当に鳥肌の立つ思いだった。これ
で盛り上がらないわけがないと言わんばかりのオリジナルスカの嵐に会場も答え、一
体となっていく、これぞスカの醍醐味である。中盤ではTROJANSのカバーを披露するなどのサービスも忘れてはいなかった。最後の3曲は出演者全員がステージ上に上がり、トミー・マクックの追悼ソングを演奏し幕をおろすという豪華なものであった。
久しぶりに開催されたスカのイベントであった今回のスカエクスプロージョンだっただけに、観客、アーティスト双方のテンションは非常に高かったのではないだろうか、こう言ったルーツの音楽には必ず根強いファンがいるのだと言うことを改めて感じさせてくれた。スカタライツの面々にはぜひ再来日を果たしてもらいたい。
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