東京、名古屋とライブを行い、2010年の日本ツアーのファイナルとして大阪心斎橋クラブクアトロで公演を行ったアルバムリーフ。ライブはステージ後方に映像を照射して楽曲との同調していて、ヴァイオリンや、ローズピアノの一音一音が波の響き、クラブクアトロを音の塊の中に浮いているような気持ちにさせてくれた。

　ライブの再現度が非常に高く、音質もとてもアルバム・リーフが持つ美しい世界観を存分に出していた。セットリストとしては前半は新作のア・コーラス・オヴ・ストーリーテラーズに収録されている楽曲中心の演奏で、後半は過去にリリースした楽曲が中心だった。

　 中でも驚いたのが2007年のツアーで販売していた「Red Tour E.P」に納められているMicro Melodies(マイクロ・メロディーズ)を演奏してくれたことは非常に感動した。このマイクロ・メロディーズはアルバムリーフが使うシンセサイダーを制作した、今は亡きシンセサイダーの父こと、Moog博士に捧げたコンピレーションアルバムにも収録されています。このアルバムリーフのフォトレポート共に、takuyaが書いた『ア・コーラス・オヴ・ストーリーテラーズ』また名古屋公演のレポート「そこは桃源郷だった」もチェックしていただけたらと思います。