ハイ・フィデリティ Vol.6
feat. ローミン&バニーボーイ (バサロクラブ 75工藤withパントマイム) , /朝日美穂 / ギャリー・ニュービー(ザ・レイルウェイ・チルドレン) with 浜辺シゲキ+平田博信(スウィンギング・ポプシクル) +高橋浩司(ハリス) /長尾達樹(カラーズ・デパートメント)
DJ:高橋浩司(ハリス) / ハタユウスケ(クライフ・イン・ザ・ベッドルーム) @ 高円寺ハイ (16th Sept. '09)
新しい歌と出会う場所
artist : [ ローミン&バニーボーイ (バサロクラブ 75工藤withパントマイム) ][ 朝日美穂][ ギャリー・ニュービー(ザ・レイルウェイ・チルドレン) with 浜辺シゲキ+平田博信(スウィンギング・ポプシクル) +高橋浩司(ハリス) ][ 長尾達樹(カラーズ・デパートメント) ]
ホントに、毎回毎回、いったいどこから探してくるのか…? と感心するほど興味深いアーティストが登場するハイ・フィデリティ。6回目となる今回は、いきなり弾き語り+パントマイムのユニットに別世界にもっていかれ、トリを努めた長尾達樹の真っ直ぐな歌では、目の前がぐんっと開けていくような感覚を覚えた。個人的には、どちらも初めて観る方達だったが、心から出会えてよかったと思える。
そして、目玉はなんといっても復活レイルウェイ・チルドレン! この出来事に、一番ワクワクしてドキドキしていたのは「CD全部持ってます!」という高橋浩司だ。Vo.ギャリー・ニュービーが日本にいて、つながりがあることを知り、共演を実現させ、自らの呼びかけで今夜のメンバー(G.浜辺シゲキ、Ba.平田博信)を集めたのだから当然の興奮だろう。こんな素敵なシーンに直面できるのも、主催者が熱いこのイベントならではだ。
もしも、「知っているアーティストが出ないし…」と思って、ハイ・フィデリティに行くのを躊躇している人がいたら、次回は思い切って遊びに来て欲しい。そこには新しく知る歌がきっとあるから。
comment and photo by wacchy
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ロウソクがポツンと灯されたステージで、語り部のように歌う人と、曲の世界を無言で表現する演者。バサロクラブ75の工藤大介とパントマイムのローミンさんのユニット、ローミン&バニーボーイは個性派の揃うハイ・フィデリティにおいても衝撃の存在だった。短い間に、1本のお芝居を観たような不思議な時間が流れていた。
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「普段はカフェとかお寺でやっているんで……」というだけあって、朝日美穂は静かな空気をまとっている人だった。曲調や歌詞が変わっても流れているものは変わらない。不変の静かさがステージにはあった。
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もう一度書いてしまおう。復活! レイルウェイ・チルドレン。当時の活動を知っていた人(この日、ギャリーのバックを努めたメンバーのように)にとっては、もうたまらないライヴ。初めて触れる人にとっても、高橋さんが「蒼い声」と表現する歌声は、懐かしい響きとなって届いたのではないだろうか。
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なんだろう、この潔さは。歌うことに迷いがない、無駄なものがついていない、邪念がない。長尾達樹の歌を聴いていたら、そんな言葉が次々と頭に浮かんだ。真っ直ぐな歌は、真っ直ぐに聴く人の中に入ってゆくのだ。
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高橋浩司(ハリス) プレゼンツ"ハイ・フィデリティ"vol.7
10/21(wed)@高円寺HIGH
open19:00 / start19:30
adv : 3.000(+1drink) / door : 3.300(+1drink)
LIVE:patchalone(バイオレッツ、レディオ・キャロライン)/高森ゆうき/田村昭太(ビルゲイツ)/CAcchu【岩田アッチュ(ニルギリス)×坂井"キャンディ"(ジアロウズ)】
DJ:高橋浩司(ハリス) / ハタユウスケ(クライフ・イン・ザ・ベッドルーム)
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新しい歌と出会う場所 (09/09/16) @ Koenji High : photos and report by wacchy
photo report (09/8/19 @ Koenji High) : photos by saya38
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