Spoon Market DU2008S @ Daikanyama Unit (21st Sep '08)
-Overall Document-
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参加アーティスト&出店
Wac(DJ)、美島菊名(写真)、小林千鶴(イラスト)、YUKIKO(VJ)、goadejavuuu(アクセサリー)、FroLic(アクセサリー)、naomi(ヘアアレンジ)、太田彩子(メタルアート)、keikov(フェルトパペット)、Bon Bon Party(和菓子)、NOZICO(DJ)、Dr.Usui(DJ) (順不同)
この参加アーティストとジャンルを見て分かるとおり、東京ピンサロックスとヘヴンズ・ドアのHolly(ホーリー)さんが主催する"スプーン・マーケット"はただのライヴ・イベントではない。ライヴ観て、DJで踊って、アート作品も鑑賞できて、おしゃれもお買い物もできて、お酒やスイーツまで用意されている…。女子ならウハウハな、ガールズ・クリエイターたちによるプチフェスなのだ。
チケットを受付で渡して、地下へと続く階段を下りはじめた瞬間からスプマ・ワールドはスタートしている。壁にはちょっと毒のある独特なタッチの写真やイタリアの明るい匂いがしてきそうなイラストが並び、来場者の気分を非現実へと誘ってくれる。ワクワク感を膨らませながらライヴ会場の扉を開ければ、そこには目がくらむほどカラフルな世界が展開されていた。DJが大音量で回すダンスミュージックをVJが映像で飾り、海外の蚤の市みたいな様子で様々なショップが商品を広げている。そのほとんどが、ひとつひとつ丁寧に手作りされた1点もので、これもまたアート。通常のライヴだと、転換の時間は少々退屈だったりするものだが、ここではそんな心配はいっさいナシ。あちこちのぞいては「かわいい〜!」「おいしそ〜!」「欲しい〜!」と、むしろこっちがメイン…!? くらいの勢いで楽しむことができるのだ。
はしゃぎつかれたら、会場の隅にひっそり、しかし堂々と飾られた針金のアート作品を眺めるもよし、くつろぎスペースでフェルトパペットに癒されるもよし。こういうホッと出来る空間が用意されているのもうれしい。
今回の客層を見ると、バンドのファンが多いせいか、男性が半分以上を占めていたようにみえた。ん〜、もったいない。もちろん、男性も楽しめることに違いはないのだけれど…。女性にこそ、会場に足を運んで、この空間を体感して欲しいのだ。個性的でパワフルでおしゃれなものが好きなそこの女子! スプーン・マーケットはあなたたちのためのイベントですよ! 行けば楽しめること間違いない。次回は絶対見逃さないように。
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photos and text by wacchy
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