The Captains @ Shibuya O-West (28th Dec. '07)
エレキビート・ゴーズ・オン!
会場入口に300枚の生写真が飾られている。キャプテンズの初めてのアメリカツアーの様子を記録した写真が限定で展示販売されているのだ。おしゃれした女の子たちがキャーキャー言いながらオーダーシートを記入している。嬉しそうだなあ。かわいいなあ。ワンマンライブゆえ、キャプテンズだけが集まっている。この濃密な集合体ときたら! ワンマンライブはやっぱり特別だ。
2007年、キャプテンズはアメリカツアーも含め140本以上のライブをこなした。これは彼らのキャリア史上最多。そのファイナルがこの日のワンマンライブだ。メンバーの気合いもそりゃもうハンパないわけで、ヒザシの髪は過去最高のボンバっぷり。あんた、いつからそんなキャラに……。お客さんの盛り上がりもすごくて、嬌声は途切れることがなく、ダンスも完璧。最前列では6歳くらいの女の子がタオルを振り振り踊っている。まさに、渋谷炎上。
女の子たちの熱狂ぶりばかりに焦点が当たりがちだけど、キャプテンズは何よりもまず音楽がかっこいい。どの曲も耳なじみが良くてすぐ覚えられるものばかりだし、独特の歌詞世界もくせになる。エンターテイナーとして成熟してきた傷彦。お客さんにダンスを教えながらも鋭く突っ込んでくるヒザシのギター。ぶっといリズムを刻む暴れ太鼓のヨースケ。そして個人的にキャプテンズの隠れた武器だと思っているテッドの美声コーラス。いいバンドだなーってつくづく思う。
胸の前で手を組んで一心にステージを見つめる女の子たち。その頭上から、100通のラブレターが降り注ぐ。失神したかと思えば、「ああ、おかあさぁぁん」と切々と歌い上げ、「拙者、愛の忍者でござる」とドロン。こんなバンド、他に見たことない。キャプテンズ=エレクトリック・ニンジャはアメリカも席巻。音楽雑誌「purple SKY」(http://www.purpleskymagazine.com/)の表紙を飾り、カラー10ページ以上の大特集。うふ、面白いことになってきた。
アメリカツアーを経て、キャプテンズは再び階段をのぼり始めた。2時間を越すライブも場持ちするようになって、バンドとしての体力が増したなという感じ。最近では一番の手応えを感じたライブだった。ニコニコしすぎてほっぺたの筋肉が痛いくらい。だから本当に、女の子たちだけに独占させておくのはもったいない。いろいろな人に聴いてほしい。だってグループサウンズは、日本が誇るロックンロールなのだから。聴き逃してはなるまいよ。
ライブ後、「いつ頃からキャプテンズを見ているんですか?」と訊かれた。「2004年からです」と答えた。初めて会ったその日から、恋の花咲くこともある。花はまだ枯れていない。ちゃーんと咲き続けています。ニンジャたちが真の帰還を果たすのを待っているぞよ。ニンニン。
-- setlist --
夕焼けサンドビーチ / ハートにピットイン / 二人はダイヤモンド / 恋するマタドール / 青春野郎 / 秘密の花園 / タンゴ de マドンナ / 死ぬほどお前が好きさ / 砂浜ラブレター / 太陽によろしく染まれ / 太陽は知っている / 月影ロマンス / 恋の片道切符 / 嵐を呼ぶ男
-- intermission --
おかあさん / 薔薇の檻 / 二人の世界 / THE LOVE NINJA / プールサイド・ビーチサイド / 失神天国 〜恋をしようよ〜 / 恋は赤道直下 / 恋のピストル(BAN・BAN・BAN)
-- encore 1 --
さらば夕焼け / 恋のゼロハン
-- encore 2 --
トンネル天国
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photos by sam
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mag files : The Captains
エレキビート・ゴーズ・オン! (07/12/28 @ Shibuya O-West) : review by satori, photos by sam
photo report (07/12/28 @ Shibuya O-West) : photos by sam
愛ゆえに愛のムチ (07/07/08 @ Shibuya Yaneura) : review by satori, photos by saya38
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