今年初めて開催された、マジカル・キャンプと題したこのイベントは、セーブ・ザ・チルドレンというチャリティをメイン・テーマにオールナイトで行われた。会場は、1972年の札幌オリンピックで利用されたテイネスキー場のハイランドコースの施設を使い、ロッジ前の駐車場にライブ中心のメインステージがひとつ、それにロッジ内のレストランに食事をしながらマッタリ楽しめるDJ中心のステージが用意されていた。そして食事は、札幌の有名スープカレー店・マジックスパイスが全てを賄っていた。
キャンプと名前が付いているから、もちろんテントは張るのだが、食事も用意することなく、トイレもロッジの水洗トイレを使うことができ、さらにエスカレーターも付いているという快適さ。そしてテントサイトから見える札幌と石狩の夜景は驚くほどのキラメキで、今までのどこよりも快適なテント生活だった。野外音楽イベントは過酷というイメージだったが、ここは快適キャンプ! お腹が空いたり、ビールが飲みたくなればエスカレーターに乗ればいいというのが、かなりの好感触。
初めての開催としてはきちんと特徴が出されて良かったと思うし、この小さな小さなイベントは、アットホームという言葉がぴったりに感じられた。オープニングは人もまばらで大丈夫?という不安がよぎったが、真夜中にはかなりの数の人が集まり最高潮の盛り上がりを見せた。
趣旨の話に戻るが、このイベントの収益金は、経費を差し引いた金額を寄付することになっている。そして驚いたことに、24時間以上も元気に働いていたレストラン・スタッフはボランティア。すばらしいスタッフに恵まれていることに感動です! ただし、ステージ上で各アーティストがもう少しチャリティに対して訴えても良かったと思う。せっかくのチャリティとステージのリンクをもう少し感じたかった。
今年産声を上げたこのイベント、少しずつでいいので内容を成長させて、これから毎年恒例のものにしていって欲しいと願う。 |