中山うり @ 渋谷デュオ (27th Mar. '07)
2007年、東京1本目
ミラクルヴォイス。
その言葉の意味を確かめるために訪れた先は渋谷デュオ。会場に足を踏み入れた途端、まずその独特の雰囲気にのまれてしまった。オシャレな格好の人たちや、パスを着けた多くの人たちがあちらこちらで互いに挨拶を行っている。DJがデカイ音で曲をかけ、たとえそれが日本の少し懐かしいものであっても(クラブ用にリミックスされてはいるが)、やはりここは街の小さなライブハウスではなく、どちらかといえば「クラブ」なのだと感じさせる。フロアーにずらりと並べられたイス席はすっかり埋まっていて、開演時間の20時を過ぎる頃には立っている人でいっぱいになっていた。
「こんばんは、みなさん」。ミラクルヴォイスの第一声はそんな挨拶の言葉だった。携帯音楽プレイヤーを持たぬ私のような者とってはダウンロード販売など無縁の世界。写真やレポートで彼女の存在は知っていても、実際に曲を聞いたこともなければ、その声すら聞いたことはなかったのだ。自分自身の勝手な想像とは違うやや低くて太めの声に戸惑いを感じたが、話す時とそれほど変わることなく歌われていくことにも驚きを感じた。
ものすごく個性的な声をしているというわけではないのだと思う。だが、そこには「うた」がある。彼女自身のコトバがあり、詩があり、詞となってメロディーと共にすっとこちらの心に溶け込んでくる。もちろん、それは素敵な歌声であるからなのだろうが、それだけではない。時代と共に変化する現代語とは一線を画して普遍的に存在しうる日本語で歌われているからなのかもしれない、と思った。
約2時間のライブ。1,2曲演奏してはMC。もっぱら話題に上げていたのは先日訪れた函館のこと。そしてもちろん、5月23日に発売されるデビューCDのことも。初回限定盤は少し豪華なのだそうです。大手レーベルからの発売ということで、もしかすると、あっという間にデッカクなってしまうかも、という予感。老若男女、世代を超えて親しむことのできるアーティストであるだけに、多くの人に届けば必ずその反響は大きいものとなると思う。
今年はこの渋谷デュオを中心にライブ活動を展開していくということをMCの中でも言っていたが、いやはや、この規模ではチケット争奪戦が繰り広げられる日も近いことだろう。ゆったりとおしゃべりも交えながら聴かせるのもいいのかもしれないが、個人的にはどんどん歌を届けてくれる方がうれしいかな。
--setlist-- (原文のまま)
サーカスが来た / Blue-Voyage / ノスタルジア / 夏祭り鮮やかに / 走る女 / 月とラクダの夢を見た / 夜のレクエルド / 雨、晴れ、曇り / 夢を売る男 /
生活の柄 / モントゥーノスカンク / ばいばいどくおぶざべい / 笑う月 / 早起きラジオ / マドロス横丁
--encore--
虹のパノラマ / 黒猫白猫 / 歌を忘れたあなたへ
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report by miyo and photos by naoaki
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mag files : Uri Nakayama
2007年、東京1本目 : (07/03/27 @ Shibuya Duo Music Exchange) : review by miyo, photos by naoaki
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風景の見える音楽 : (06/09/17 @ Yoyogi Zher the Zoo ) : review by funabashi, photos by naoaki
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PV : 月とラクダの夢を見た on sale
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2007
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