button Fire Starter Special "Towering Inferno"
@ Zepp Sapporo (15th Jul. '06)
feat. Overground Acoustic Underground, 10-Feet, Bloodthirsty Butchers

札幌の涼しい夜が燃えだした

10-Feet
 続いてはテン・フィートの登場。

 自分たちのことを「楽器を持ったカウンセラー」と呼ぶテン・フィートが、今回もたくさんの悩める子羊たちをここに集結させた。彼らは曲を聞かせたりライブを見せるためだけにステージに立つわけではなく、客席に手渡しで心の歌を届けるために立っているのだ。

 早く早く!と声が聞こえてきそうなくらい、背伸びしたり飛び上がったりしてステージを見ながら、みんなコブシを上げる準備をしている。満面の笑みで登場したメンバーに、待ってましたとばかりの客席からのでっかい歓声。イントロが始まったとたんにダイブの嵐!これだけ広い会場のあちこちで人が転がりまくってる風景は、会場の上から見ていてもある意味壮大!ダイブがうまい人たちの空中停滞時間は驚くほど長く、右に行ったり左に行ったりしながら、ステージの方ではなく後ろを向いて、テン・フィートと一緒になって客席を盛り上げる。明るいテン・フィートのミュージックカウンセリングはこのようにしてド派手に始まった。

10-Feet ヘヴィーな音にレゲエやヒップホップが注入された耳に残るメロディーに、彼らの伝えたい言葉が乗る。アーティストという立場で上からものを言うのではなく、同じ目線、身近な友達の言葉のようだからなのだろうか、楽に心に滑り込んでくる。会場にはタクマの言葉に笑いながら泣いてる人もいたけど、きっとそれって、ストレスで荒れてしまった心の自然治癒力がUPする最高の方法なんじゃないかな。

 新曲"オーヴァーカム"のジャングルビートといつもどおりの直球勝負の歌詞に、またもや大歓声がおこり、大合唱が始まる。マイクを使わないでオーディエンスに向かって話すというパフォーマンスは、この広い会場ではもちろん全体に聞こえるはずもないのだが、生の声で話がしたい、みんなに俺の本当の気持ちを伝えたいという思いを強く感じる。世間では、若さゆえの弱さ…みたいな部分は、否定されたりこっぴどく説教されたりするのが関の山だけど、彼らはそんな部分を肯定してくれる。「俺らステージに立ってるけど、君らとなんにも変わらないよ」というスタンスが、多くの支持を得ている理由なのかもしれない。

 ボーカルのタクマは「俺ら笑って死ぬために生まれた」と言った。最近笑うことすら忘れるほど疲れちゃってた人たちも、生のテン・フィートと出会えた喜びを体中で表しているうちに、笑うことを思い出したんじゃないかな。

 今年の11月にはここゼップ札幌でワンマンだって!恐るべし、テン・フィート。こいつらのメッセージはいくつになっても忘れてはいけないと心に残った。
"来年10年!どないすん年!" TOUR 2006

9.1(金) 横浜BLITZ
9.4(月) 静岡Sunash
9.5(火) 岐阜CLUB ROOTS
9.7(木) 名古屋APOLLO THEATER
9.9(土) 四日市CLUB CHAOS
9.10(日) 奈良NEVER LAND
9.12(火) 大津CLUB B♭
9.14(木) 心斎橋CLUB DROP
9.16(土) 神戸STAR CLUB
...and more!!
*詳細はオフィシャル・サイトでご確認下さい。


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button涙が円陣に落ちていく(そして、旅の終わり) (04/06/03 @ Sapporo Bessie Hall) : report by joe, photos by q_ta
buttonエンターテイナーの特権 (04/06/01 @ Tomakomai Ongakukan) : report by joe, photos by q_ta :
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10-Feet

"Twister" (国内盤)
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