button ザ・キャプテンズ @ 新宿フェイス (23rd Apr '06)

目標を捉えたか!?


The Captains
 日曜日、夕方の歌舞伎町の混雑を交わしつつ、会場の新宿FACEに着いた。会場をよく見ると、この場所は昔の新宿リキッドルームだったところだ。いろんなところにリキッドルームの名残があって懐かしい。だけども、昔との最大の違いは、パイプ椅子が並んでいることである。今回、キャプテンズは、いつものライヴハウスではなく、椅子がある会場でどのように観せるのかを試したかったのではないかと感じた。


The Captains  リキッドルームで言えば、下のフロアにあたるところはお客さんで埋まり、一段上がったところは空いていた。ほとんどが女の人ではあるのだけど、結構なお年を召した男の人もいたし、今までのライヴの中ではお客さんのバラエティがあったのではないかと思う。まずは1曲目"太陽は知っている"から始まり、サロメの唇のダンサー2人が参加し華を添える。次の"クレオパトラブーガルー"までダンサーが参加する。やっぱり、この会場くらいの大きさになると、ダンサーがいた方が面白い。もちろん、フロント3人のメンバーの動きも相変わらず激しい。メンバー紹介を経て、"青春ゴーゴゴー"、そして"恋するマタドール"。闘牛士が使う幕を用意して、さらに傷彦が踊るところのアレンジがさらにアグレッシブに変わる。"砂浜ラブレター"では、傷彦のマイクが落ちて声が聞こえない場面もあったりするけど、恒例のラヴレター配りへ。通常の手紙だけでなく、手紙を風船につけて飛ばしていた。 久々に聴いた"黄昏流星群"、そしてヒザシの前フリがちょっと長かったか"あたい18歳"。傷彦がバラの手入れをするということで(笑)ステージを去った後、3人で"嵐を呼ぶ男"を演奏する。ドラマーのヨースケがリードヴォーカルを取るんだけど、あの「オイラはドラマー」のやつじゃない。もっとストレートな曲である。

The Captains  そして、衣裳を変えた傷彦一人がステージに立ち、"おかあさん"。ピアノの音(カラオケ?)をバックに、母への愛を切々と歌う。そのマザコン的なキモさを堂々と歌ってしまう傷彦の歌への憑依力の凄さを改めて感じるのであった。"遠藤中学番長男小唄"はヒザシのコミカルな面が全開の曲である。まあ、これもちょっと長かったかなぁ。そして新曲"プールサイドビーチサイド"へ。夏のリゾートを舞台に繰り広げられる無責任で楽しい恋の数々を歌う。ここからダンサーが復帰。そのまま夏つながりで"失神天国〜恋をしようよ〜"での傷彦の失神は、客席横の長いカウンターの上で。誰かに告白して倒れるのではなく、傷彦の愛はお客さん全員に向けてということだろう。"恋は赤道直下"を経て、本編最後はザ・ダイナマイツのカヴァーである"トンネル天国"だ。ゴゴゴゴゴーとくる演奏の迫力と一回で憶えて鼻歌で歌えるキャッチーなメロディは、やっぱりキャプテンズのルーツだ。

 アンコール1曲目は、桜咲くシーズンの別れを描く"恋人よ"。新しいアルバム『失神最前線』からの曲なんであるけど、もうちょっとこのアルバムからの曲を聴きたかったな。そして、"夕焼けサンドビーチ"の疾走感が素晴らしく、アンコールが終了。もちろん、拍手が止まず、2度目のアンコールは、傷彦が客席後方から現れて"恋のゼロハン"。傷彦は「武道館に連れて行ってあげるよ!!」と宣言。その宣言を信じてキャプテンズについていこうと思わせたのだった。

1.太陽は知っている/2.クレオパトラブーガルー〜メンバー紹介〜/3.青春ゴーゴゴー/4.恋するマタドール/5.砂浜ラブレター/6.黄昏流星群/7.あたい18歳/8.嵐を呼ぶ男/9.おかあさん/10.遠藤中学番長男小唄/11.プールサイドビーチサイド/12.失神天国/13.恋は赤道直下/14.トンネル天国//encore 恋人よ/夕焼けサンドビーチ//encore2 恋のゼロハン

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