ザ・キャプテンズ @ 新宿フェイス (23rd Apr '06)
あえてもう一度、この言葉で!
二年ぶりのキャプテンズレポートになる。前回の締めでは「もう一段階の飛躍ははたしてなるか」と書いたが、この二年間でバンドはメジャー・デビューを果たし、それに伴ってメディアでの露出も急激に増えた。その存在は徐々にと全国区に近づきつつある。動員数やセールスなどの細かい数字まではわからないが、ひとまずは期待以上の結果を出してくれているといっていいだろう。
この日の実感だが、どう見ても彼らは転換の時期に差し掛っていた。全席指定の椅子席というのは今後のホール展開を明らかに意識しているし、数々の演出で楽しませてくれるのがいつものキャプテンズライヴの醍醐味だが、それら企画も会場の性質に合わせてマイナー・チェンジが施されていた。広い会場でも手元に届くようにラブレターの渡し方が工夫され、傷彦気絶シーンでは高場にカウンターを利用し、演奏中にはバックダンサーを起用した。となると、後は、肝心の「音」がこれからどこに向かうのかが気になる。
氣志團のようにキャラを徹底的に立たせることもショービズ世界でのひとつの効果的な商法だとは思うが、せっかく「GS」という核をアイデンティティとして持ち合わせているのだから、今後はもっとその音楽フォームを使った有効な表現方法に期待したい。今までは「今時GSをやってる面白いバンド」というパロディ的な話題性が独り歩きしていた感もあったが、演奏力もあるバンドなのだから、GSを「目的」ではなく「手段」にしてもっとメッセージなり世界観なりを伝えて欲しいのだ。
ミッシェル・ガン・エレファントは単なるパブロックの懐古バンドに終わらず、「なんだかわからないけどこのバンドかっこいい!」と若い世代のファンを急速にとりこみ、逆にDr.FEELGOODやTHE PIRATESのリバイバル・ブームまで巻き起こした。それは音楽フォームを再現することを目的とせず、(リスペクトはしながらも)彼ら独自のオリジナルな音楽として昇華させることに成功したからだ。キャプテンズも自身をきっかけにGSブームを復活させるまでになってほしい。
あえてもう一度この言葉で締めよう、「もう一段階の飛躍ははたしてなるか」?
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report by joe and photos by keco
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mag files : The Captains
あえてもう一度、この言葉で! (06/04/23 @ Shinjuku Face) : review by joe,photos by keco
目標を捉えたか!? (06/04/23 @ Shinjuku Face) : review by nob,photos by keco
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photo report (06/02/13 @ Shimokitazawa Club 251) : photos by izumikuma
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