近藤智洋 @ 福岡クロージング・タイム (23rd Mar '06)
『近藤智洋・ライヴ週間記 - 3/23』
3月23日 福岡 くもり
北海道から東京に戻り、ひと仕事して今度は南へ向かう。移動距離と気温変化の激しさでさすがに体がきつく、ホテルまで歩く足取りが重い。「なんでそこまでしてライヴに行くんだ?」と聞かれたら、「ただ好きだから」と答えるほかない。
「何がそんなに好きなのか?」ときかれたら「わからない」と返す。一度ライヴを観たらまた観たくなって、観に行って帰ってきたら音が聞きたくなって、またライヴに行って…。ただそれの繰り返し。自分でもバカだよなぁと思うこともあるけれど、今日は「バカで良かった」と思えるライヴだった。福岡まで来た甲斐があった。
会場のクロージング・タイムはビルの6Fにあるライヴ・バー。壁の一方がガラス張りになっていて、ちょうど唄っている人の後ろに外が見える。空中でライヴを見ているようで、ちょっと気持ちがいい。
対バンのトミー&アジは福岡在住のアコギとパーカッションの素敵な2人組。何がいいって演奏しているときの顔が最高! 「顔かよっ」というツッコミが入りそうだけど、大事なところだと私は思う。その表情が本物なら、観ている人は幸せになったりジーンとしたりするのだから。
トミー&アジが創ったハッピーな空気が残る中に現れた近藤智洋はこの4日間で一番リラックスしているように見えた。地元だからなのか、自分の部屋に友達を招いて唄っているような。曲のこと、トミー&アジのこと、雑談、アルバムのこと…。歌いながら、話しもたくさんした。札幌からの3回のライヴで一貫して言っていたことは、アルバムを出すにあたって、自分の歌は自分が一番好きだから自分で作って出すことに決めたこと。それから、飾ったり気負ったりしない、ただあるがままの自分を表現したい、ということ。「あるがままの自分でいる」のは、簡単なことのように思うかもしれないけれど、自分に自信があるからこそできることだと思う。そんな想いの代表曲"走る風のように、落ちる雨のように。"を始め、すべての曲から自信が見えた。歩き出した道に迷いはない。
あぁ、本当に自分はバカで良かった。こんなにいい時間を過ごせるなら、どこまでだって飛んでいく。
ラスト3曲は福岡ならでは、トミー&アジとのスペシャルセッション。"Barefoot Diaries"、"恋に落ちたままで"はパーカッションのアジくんと二人で。もともとスピード感のあるメロディに煽るようなリズムがついて、この夜を駆け抜けた。最後は3人一緒に"バンビーノ・ステップ"。サンバ調の曲にのった3人の音と声とお客さんの手拍子で最高にハッピーな空間を作り上げた。
3月25日 三軒茶屋 晴れ
福岡空港から羽田に戻り、そのまま三軒茶屋グレープフルーツムーンへ。そこには1週間前とはまた違う色を放つバンドの音があった。近藤智洋を観続ける旅はまだまだ終わりに出来そうにない。
※ファースト・アルバム 『近藤智洋』6月14日発売! 詳細はオフィシャル・サイトで
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review and photos by wacchy
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2006
『近藤智洋・ライヴ週間記』 : 下北沢/札幌/旭川/福岡 : 近藤智洋(06/03/16-23 @ Tokyo,Sapporo,Asahikawa,Fukuoka)
下北沢のような…、でも間違いなく札幌の空気 : In The Air(06/03/18 @ 札幌スピリチュアル・ラウンジ)
photo report : Tomohiro Kondo(06/03/16 @ Shimokitazawa Club Que)
photo report : Beyonds(06/02/17 @ Daikanyama Unit)
楽しくてカッコいい。それがアンダーステイトメンツだ! : アンダーステイトメンツ(06/02/02 @ 新宿ロフト)
進化するアコースティックイウ゛ェントF.O.V : Focus On Voice Osaka 2(06/01/21 @ Shinsaibashi Club Jungle)
2005
声の表現者 : Focus On Voice Osaka 1(05/10/28 @ Shinsaibashi Club Jungle)
三色音色 : 近藤智洋、花田裕之、古明地洋哉 (3rd Oct @ 三軒茶屋グレープフルーツムーン)
夢うつつ : Jude (7th Oct @ 渋谷AX)
「帰れっ!」て言われても帰らない!! : Lonesome Dove Woodrows @ Shimokitazawa Shelter(5th Oct '05)
笑顔の種をもらった夜 : the castanets (19th Sep @ 下北沢クラブ・キュー)
真っすぐにロックする男達 : Bandwagon (17th Sep @ Shimokitazawa Shelter)
Nobuo Shinohara & Michio Joh : Focus On Voice V (2nd Sep @ Shimokitazawa 440)
Photo report : Tomohiro Kondo (2nd Sep @ Shimokitazawa 440)
Photo report : Hiroya Komeiji (19th Aug @ Shimokitazawa Club Que)
Photo report : DUSK (19th Aug @ Shimokitazawa Club Que)
はじめまして、あふりらんぽ。また会いましょう、あふりらんぽ! : あふりらんぽ (18th Aug @ 下北沢シェルター)
「PEALOUT LAST STAND 響音 最後の狂鳴」レポートを終えて : ピールアウト (1st Jul @ 渋谷クラブクアトロ)
ツアーファイナル、東京。会場に溢れた"Peace,Energy And Love" : ピールアウト (1st Jul @ 渋谷クラブクアトロ)
大阪は最後まで熱かった! : ピールアウト (26th Jun @ 心斎橋クラブクアトロ)
長くて短かった名古屋の夜 : ピールアウト (24th Jun @ 名古屋クラブクアトロ)
photo report : Pealout (24th Jun @ Nagoya Club Quattro)
「ありがとう札幌!」、「ありがとうピールアウト!」 : Pealout (18th Jun @ Sapporo Bessie Hall)
ツアー初日、福岡ラストライヴ。とにかくライヴへ行け! : ピールアウト (11th Jun @ 福岡ドラムサン)
一生忘れられないツアーになった : 激初期衝動シンポジウム ファイナル feat.スロス・ラヴ・チャンクス、ロスト・イン・タイム、 ファック・ユー・ヒーローズ and ピールアウト (29th May @ 下北沢クラブ251)
場所がなければ自分たちで作ればいい : 激初期衝動シンポジウム Vol.5 feat.ロスト・イン・タイム、 ファック・ユー・ヒーローズ and ピールアウト (27th May @ 大阪サンホール)
PUNK=楽しむための音楽 : 激初期衝動シンポジウム Vol.4 feat.ロスト・イン・タイム、 ファック・ユー・ヒーローズ and ピールアウト (26th May @ 名古屋ハックフィン)
超個性派動物園 : focus ON VOICE feat.ジョウミチヲ(DUSK),篠原信夫(the blondie plastic wagon),浜田亜紀子(GO!GO!7188),TOMOVSKY and オンガシューヘイ(understatements (25th May @ 下北沢440)
旅の仲間 : コンドウ トモヒロ (24th May @ 三軒茶屋グレイプ・フルーツ・ムーン)
"想い"を歌にして : POST5 : feat. ハンサム兄弟、GRiP、ザ・ブロンディ・プラスティック・ワゴン (11th May @ 下北沢クラブキュー)
photo report : ザ・ブロンディ・プラスティック・ワゴン : (11th May @ 下北沢クラブキュー)
column : あの歌が聞こえる : ピールアウト (23rd May)
つながっていく"激ロック"という意志 : 激ロック ファイナル : feat. モーサム・トーンベンダー, ジェリー・リー・ファントム, 花田裕之+ウエノコウジ+楠部真也, ズボンズ and ピールアウト (4th May @ 新宿ロフト)
photo report : ピールアウト : (8th Apr @ 渋谷 O-West)
追う者と受ける者が出会う特別な夜 : ピールアウト : (27th Mar @ 下北沢クラブキュー)
特集『コンドウトモヒロ・歌の色』 : コンドウトモヒロ : (21st Jan @ 札幌サウンド・クルー)
暖かな歌 : リサ・ローブ : (19th Jan @ 渋谷クアトロ)
さらに加速度を増すユダのドライヴ : ユダ : (6th Jan @ リキッドルーム恵比寿)
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