ロイクソップ @ 心斎橋クラブクアトロ (4th Feb '06)
レノは大人気
フジ・ロックで絶賛だったライブ・パフォーマンスを是非ともこの目で、ということで出かけた心斎橋クラブクアトロ。そういえば、今にも雨が降りそうな夕刻の空の下、遠くから微かに聞こえてきた"Eple"に悔しい思いをしたんだったけ。
土曜日ということもあってか、開演20分前に着くとほぼ満員状態。ドリンクを買うどころか、居場所を探すだけでひと苦労。クアトロ特有の大きな柱のおかげで視界が限りなくゼロに近い。
大阪公演ではサポート・アクトがいないため、いきなりのロイクソップ登場で会場には割れんばかりの歓声が。それに応えるかのように強力ビートの曲を立て続けに演奏。こんなに混みあったクアトロも久々ながら、こんなに気持ち良さそうな観客も久しぶりと言うくらい、みな思い思いに体を揺らしている。その後はややゆったりとした曲もあり、美しい声の女性ボーカルも参加しての歌モノもありで、ロイクソップ独特の空気感が漂う。もっと天井が高く、上から音が降ってくるような会場だったらどれほど美しい音になっていただろう、と思ってしまったのは欲張りというものだろうか。
ファースト・アルバム『Melody AM』からのヒット・シングルである"Remind Me"とそれに続いて演奏された"Eple"が新たなアレンジで奏でられ、観客の反応が予想よりも低かったように見受けられたことが意外だったものの、セカンド・アルバム『The Understanding』からのシングル曲"Only This Moment"で再び観客のボルテージがあがり、"Poor Leno"ではジャンピングする観客まで続出で、ギター・ロック・バンドのライブを見に来たのかと錯覚するくらいの盛り上がり。
2回目のアンコール、ギターがDeep Purpleの"Smoke On The Water"のリフをちらりと弾き、思わずニヤりとさせられる。何が起こるのかと思ったら、なんと"Go With The Flow"。ええ、Queens Of The Stone Ageのカバーです。かなり激しくステージを動き回りながら歌うその姿、初めて彼らのライブを見た者にとっては驚きでした。「僕らが初めて作った曲なんだ」と言って"So Easy"を演奏し幕を閉じる……はずが、客電が点いてもアンコールを求める声が鳴り止まず、片付けを始めようとするクルーも戸惑い気味。それでも諦めない観客の声に応えてか、三度目のアンコール。これって、想定外なのか、それとも……。日本公演最終日であると同時に、長いワールド・ツアーの最終日でもあったらしいこの日。クルーを労う言葉が聞かれ(スクリーンにもそんな言葉が映し出されていたらしい)、既に2度目のアンコールでギターは破壊されステージの機材も散乱し、自分の履いていた革靴まで観客に投げたらしいのだが、そんな大興奮の後で演奏されたのは"Eple"。オリジナル・アレンジで。そう、コレです、苗場の山の中でちらりと聞いたのは。いやぁ、美しい。
余談だが、終演後、出口近くの物販コーナーに着ぐるみのレノくん("Poor Leno"のビデオに登場するキャラクター)が登場。写真撮影をされたり、握手を求められたりと大人気でした。着ぐるみなんだけどなぁ。
- Setlist - (原文のまま)
Intro / Roksopp's Night Out / Don't Go / What Else Is There? / Circuit Breaker / A Higher Place / Remind Me / Eple / Alpha Male / Sparks / Only This Moment / Poor Leno /
- Encore1-
What Does It Feel Like? / Istanbul Forever/
- Encore2-
Go With The Flow / Nok-E-Nok / So Easy/
- Encore3-
Eple
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*2/1東京公演の写真を使用しています。
report by miyo and photos by ryota
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