Oasis @ Yoyogi Daiichi Taiikukan (21st Nov '05)
大きなお○んこの下で
国立代々木競技場の天井って何か卑猥じゃないですか?丹下健三が設計を手がけて、東京オリンピックのために作られたこの建物は、プリミティヴな古代オリンピックの精神に還れというメッセージなのか、見上げる度にお○んこに似ていることを思い出させる。じゃ、あの突起しているスピーカーはクリ○リスか。この会場でライヴがあるたびに、そんなアホなことを思ってしまう。
自分が会場に到着したのは18:50ころ。すでにお客さん入っている。スーツ姿が結構多い。年齢層も20代〜30代が中心なものの、思ったよりバラバラ。ビートルズ、ザ・フー、ザ・ジャム、The La's、ストーン・ローゼス、KASABIANといかにもな選曲のBGMが流れている。そして19:10ころ、灯りが落ちて、「This Is Not A Drill」という音声が流れ、続けて"Fuckin' In The Bushes"大音量で鳴る。そして、メンバーが現れて、"Turn Up The Sun"からスタートしたのであった。"Lyla"のサビで、まずこの日一回目の大合唱。"Morning Glory"や"Cigarettes & Alcohol"の初期の曲はさすがに反応がよい。
"The Masterplan"など数曲のノエル兄貴のコーナーを経て、リアムが導入を歌い、ノエルが歌うサビになる前、リアムが兄貴を挑発するように「カモン!」と叫んだ"Acquiesce"の格好よさにシビれた。素晴らしき兄弟の連係プレー。"Live Forever"で、涙が溢れてきた。今までの日本で行われたオアシスのライヴで、こんなに盛り上がったことはあっただろうか?オアシスよりも上手いバンドはいくらでもいる、オアシスよりもルックスのいいバンドはいくらでもいる、オアシスよりもいい曲作るバンドはいくらでもいる。でも、今ここにあるバンドはオアシスでなきゃいけないのだ、そんな思いが強くなる。"Champagne Supernova"で再び号泣。隣りが外国人のくせに合唱しないやつだったけど、一人でどんどん盛り上がっていった。そして"Rock'n'roll Star"で本編を締める。
アンコールは、"Guess God Thinks I'm Abel"。世界最初の兄弟喧嘩をしたカインとアベルという(しかも片方を殺しちゃう)、まさにこの兄弟にふさわしいタイトルだ。続いて短いロックンロールの"The Meaning Of Soul"。そして"Don't Look Back In Anger"だ。サビの「So Sally can wait, she knows it's too late as we're walking on by/Her soul slides away, but don't look back in anger/I heard you say」を歌うというか、声の限りに叫んだわけなんだけど、あんなに多くのお客さんたちが合唱したのも、日本のライヴでは今回のツアーが初めてなんじゃないだろうか。ノリ悪く、スカした奴らが幅を利かせていた日本のオアシスファンも2つのフェスティバル出演を経て、ようやくオープンマインドになってきたのだろうか。
見上げると、天井のお○んこに灯りが点いて、明るくなっていく会場の中で、ザ・フーのカヴァーで"My Generation"。ドラムのザック・スターキーは、去年ザ・フー来日公演で同じ曲を叩いていたものだから、やたらすごいことになっている。ザック・スターキーのドラムはこの曲が一番しっくりきたのは当たり前か。そして、この曲はイギリスの正統的なバンドは、おれたちが受け継ぐ、という強い宣言でもある。
元々そういうバンドなんだが、今回のツアーでのセットリストはほとんど変わらず。ライヴならではの遊びとか、羽目の外し方やサプライズもなく、きっちりとライヴをこなしていったという印象は確かに強い。だけど、ライヴなんだからなぁと思うのも事実。その方面での進化は、次のツアーで期待したいところ。
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*11/18東京公演の写真を使用しています。
report by nob and photos by ryota
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