ソイ・ミュージック・フェスティヴァル feat. フトン, スタイリッシュ・ナンセンス, ベアガーデン, カジ・ヒデキ, ペンギン・ヴィラ @ 横浜バンクART NYK (30th Oct. '05)
「横浜ベイエリアがタイになった日 DAY2」
- ペンギン・ヴィラ -
バンド名Penguin villaはペンギン村なわけで、鳥山明ファンのヲタバンド、キャップにメガネで「んちゃ!」とか挨拶しながら出てくるかとワクワクして待っていたのだが、マジメーでちょい地味な感じの男の子3人……いやーマジで文化祭思い出すわ…な風貌。「バンドやろうぜ!」な、ちょい不良(ワル)の片鱗もなく、大丈夫カナ?と思わせるオボコさが溢れ出すルックスである。サンボマスターを彷佛させるドラムとベース、そして黒いシャツに伸び縮みする不思議なネクタイをしているけれど、決してオッシャレーではなく、あくまで「実直」なイメージのギター兼ヴォーカル。そんなメンバー自らがステージにペンギン人形をならべたりするもんだから、頬がゆるんでしまうのである。
しかしながら、サウンドのクオリティはなかなか高いのにはちょっと驚かされた。ステージでのたたずまいは、そのルックスどおり、煽りを入れるでもMCかますでも、派手なアクションでオーディエンスを沸かせるでもなく、ただただぎこちない。オーディエンスとのキャッチボールも一切ナッシング!ぎこちなく、正直そーな笑顔で頷くのみ!なんと爽やかな!オーディエンスも温かいまなざしで微笑み返し。さすが微笑みの国出身のバンドであります!
こんな風に書いてしまうと身もふたもないダメダメに思えるかもしれないが、彼等の青春の甘酸っぱさ満載のサウンドには、この対人恐怖症寸前のぎこちなさが上手い具合にミックスしていて、かなり好感度大。キャッチーで正当派なギターポップ+ストレートロックで、おぼえやすいサビやコード進行なんかも、ラジオでかかったらついつい口ずさんでしまいそう。
聞きながらも「プリティ・イン・ピンク」や「セントエルモスファイヤー」などのドラッグ臭のない、ケヘルシーな青春映画が頭の中でフラッシュバック。彼等の、いかにもタイっぽい「ちょっとセンチな泣きメロ」に、黒シャツ君のヴォーカルがバッチリのっかって、この、えも言われぬ甘酸っぱさを醸し出している。
ライブ中盤になると、メンバーもリラックスしてきたのか、ステージ上の態度に多少余裕も感じられるが、相変わらずのモジモジっぷりにウケル! しかし、それを裏切るようにいきなりエンジンを全開、ハイクオリティなpopチューンで疾走。このギャップは何?しまいにゃ心配そうに観ていたオーディエンスを巻き込み、会場をかなりヒートアップさせ、ペンギン人形をバラまき……いえいえ、きちんとオーディエンスに手渡しし、温かい拍手に包まれてでステージを終えたのでありました。
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review by mimi and photo by izumikuma
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mag files : Penguin Villa
no title : (05/10/30 @ Yokohama BankART NYK ) : review by mimi,photo by izumikuma
photo report : (05/10/30 @ Yokohama BankART NYK ) : photo by izumikuma
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