Aimee Mann @ Shinsaibashi Club Quattro (5th Oct '05)
脳内ムービー
ストーリー・テラー。グッド・ソングライター。エイミー・マンを初めてナマで見て思い浮かんだのは、やはりそんな当たり前の言葉だった。
今までに見たことのある女性アーティストの中で比べてしまうと、彼女は、例えばジュエルやアニー・ディフランコのようにギターと一体化して表現する圧倒的なパワーのある声、強靭なノドを持っているとは言いがたいかもしれない。実際、初めの数曲はフル・バンド・セットのエレキ音に埋もれてしまっていて聞き取りにくかった。中盤からはバランスよく聞こえてくるようになり、それにつれて、彼女の持ち味が遺憾なく発揮されていったのではないだろうか。エモーショナルに表現するだけのタイプではなく、「言葉」を伝えるタイプ。言葉というよりは、やはりその1曲に存在する「物語」であったように思う。特にコンセプト・アルバムである最新アルバム『The Forgotten Arm』からの曲たちは顕著にそれを感じさせてくれた。まだこのアルバムを聞いたことはなかったし、1回聞くだけで英語の歌詞の全てを理解することはできないのだが、それでも自分の頭の中にはロード・ムービー的映像が流れていく。きっと聞く人それぞれの脳内で同様のことが起こっていたのではないだろうか。
もちろん新譜からだけではなく、『Magnolia』のサウンド・トラックやその他ソ
ロ・アルバムからの曲も散りばめられた選曲で、セットリスト原文には記載は無い
が、実際はアンコールが2回。何度かアコースティック・ギターのチューニングをす
る際にノイズ音が消えず、サポートのメンバーやクルーがツマミをひとついじるだけ
で治まるという「和み」の場面も。
男性の割合が多かったこの日の観客、見ている間はやはり全体的に静かだったが、
始めにエイミーがステージに姿を見せた時とアンコールを求める時の拍手は激しい
ロックの観客に劣らないくらい大きかった。そして終演後のたくさんの満足そうな表
情が、ソロ初来日の期待に充分に応えるだけの内容のライヴだったことを物語ってい
た。
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--- Set List ---(原文のまま)
Dear John / Goodbye Caroline / Motions / Humpty Dumpty / Save Me / Wise Up / Video / Little Bombs / Amateur / Driving Sideways / She Really Wants You / Head Around It / Stupid Thing / Can't Help You / --- Encore --- / King of the Jailhouse / 4th of July / Voices Carry / Deathly / Telescope / Red Vines / I've Had
なお、写真は4日の東京公演のものを使用しています。
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report by miyo and photos by mari
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2005
column : The original guitar god : Davey Graham (31st Aug. )
column : Testament : Alexis Korner (2nd Jul. )
DVD review : Made In Sheffield : The Human League, Cabaret Voltaire, Heaven 17 and more (8th June. )
Fuji Rockの前に : ザ・ロングカット (20th Apr. @ The Cockpit in Leeds and 26th Apr. @ Free Butt in Brighton)
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