Kemuri 10th Anniversary Event in Ebisu 3Days @ Liquidroom Ebisu (17th Sept. '05)
凄いんだよMade in Japanは! - part2 -
続いてはご存知Hi-STANDARDのスーパー・ギタリスト、横山健氏率いるKen Bandの登場。ソロでもあり、バンドでもある。だからあえて、Ken YokoyamaではなくKen Bandと彼は言う。正直、KEMURIとKen氏とが同じステージに立つことがあろうとは、その知らせを聞いた時はかなりの衝撃であった。驚きもしたし、嬉しくもあった。ふみお氏は今回の出演に際して、こんな風にコメントしている。
「恥ずかし気もなく言わせてもらうと、いつも彼を何処かしら意識しながらKEMURIの活動をしてきたように思うのである。 時として勇気づけられ、時として奮い立たされながら現在に辿り着いたのである。 KEMURIというバンドにとって「不可欠」な第三者とでもいうのだろうか?」
この日のKen Bandのライブは、素晴らしいものだった。「Kenさんそのテンション何〜?」と突っ込みたくなるくらいの、バンドから伝わる盛り上がりの高さは、もしや先に出た夏フェス以上のものではなかったか?とも思う。だってKen氏、無意味に雄叫びとかして、自ら「俺なんかヘン?」とか言ってギターのコリン氏に「ちょっとね」と笑われてるし(笑)。(実は最近発表になったが、Ken氏、つい先日、子供が生まれたそうだ。この日は第一子を授かってからの初ライブであったのだった。結婚指輪をして幸せそうに笑い、歌う、横山健氏35歳。これでハイスタは3人共人の親。いや〜、かなりの事件である。次の時代へ突入である。難波氏と同じように、もしかしたら表現世界が少しずつ変わっていくのかもしれないし(あそこまで変化はしないだろうが)、増々ラウドロック界のアニキとして音楽を極めていくのかもしれない。世界に向けて自慢したい人物であるだけに、非常に楽しみである)
ライブは「とりあえず次の10年の前祝いってことで、新曲やります!」と、10/5発売のシングルから、"Ricky Punks"でスタート。続いて1stアルバムの"Eight-Hour Drive""Funny Things"、"Handsome Jonny"で既にフロア前方はグシャグシャ。oiコールがフロアに響き渡り、Ken氏が前に出てあおると、観客も大声で答える。PIZZA OF DEATHのTシャツが大量に宙を舞い、ベースのサージ(日本語上手)の巨体で揺れるケムリTシャツも楽しげである。それにしても、凄い大それたことを言わせて頂くと、Kenさん、歌うまくなりましたよ。1年前とは大違い。ライブ感の凄さは、そりゃさすが!最高です!!の一言ですが、歌がグッと前に出るようになって、今回のシングルとアルバム(11/9発売)はそりゃヤバイことになってます。ハイスタ聴けなくても、今はKen Bandがあるから元気でるもんね。きっと、皆もそんな感じで、毎日の栄養源をこの人達からもらっているのではないかと思う。ステージから、笑顔の素が届く。そこに音楽があって、ここに生きてる実感がする。KEMURIのライブと同じような感覚が、ここにもある。
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続くこちらも新曲"How Many More Times"。これがもう、最っ高!の曲である。ROCK!ROCK!なNEWアルバムの中においても、これからのライブにおいても、必ずやキーワードになるであろう、スピード感のある演奏とピカッピカなこのメロディ!そうそうこの感じ、サビへのドキドキな流れは、天才メロディメーカーである横山健氏の才能がギュッと凝縮されたような、新たなる名曲の登場を感じさせる。また、"I Go Alone"にも通ずる「オレは独りで歩いてく」という歌詞とメロディとのコントラストも印象的である。そしてこういう曲を最高の状態で届けられるのも、ベースのサージ、ギターのコリン、そしてドラムのガンちゃんと、Ken Bandがそんじゃそこらのバンドとは比べものにならない演奏力を持つ、凄腕バンドマン達の集まりによるものなのが大きい。
"The Cost Of My Freedom""Popcorn Love"でイントロから起きた大合唱は、ニヤけるしかないでしょ!そして以前からライブで常に盛り上がり、すっかりライブの定番となりつつある、邦題"君の瞳に恋してる"でおなじみ、BOYS TOWN GANGの大ヒットナンバー"Can't take my eyes off you"。すっかりKen Band風味たっぷりのPUNKナンバーと化していて、サビの「I love you baby〜♪」を初め、みんなで歌います。騒ぎます。KEMURIのメンバーもステージ脇でにこやかに観客と化してます。サージとKen氏の掛け合いは相変わらず漫才みたいに平和です(笑)。
ラストはソロ1stアルバムのオープニングに収録されている、「オレの選択は オレ一人で行く」と歌った、"I Go Alone"。そしてやはりこの曲を聴かないと終われません!の"Believer"で会場を大いに湧かして、終了。終わってから、ステージからステッカー配りをするメンバー。ああ、こんな大御所でも、こんな光景が見れるのは、本当に幸せな瞬間である。ライブってやっぱり特別な空間なんだなぁ、としみじみ。
この記念すべき日に、印象的だったKen氏の言葉。KEMURIの10周年に向けて、「立ち会えることはスゲエ嬉しい。ひとつのことを10年続けるって、けっこう大変だからね。ちなみにHi-STANDARDは9年で活動を停止しました(笑)」。
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report by oyumi and photos by naoaki
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