The Surf Coasters Mid Summer Live @Shibuya O-Crest (13th Aug '05)
The Surf Coasters feat. Masashi Sakai with Whys, an opening act
イントロ / サーフ・マニア
アメリカはロサンゼルスよりスタートした『SAMURAI STRUCK』ツアー。ファイナルとなる今回のライヴは、年に一度のワンマンだ。全国から「ワンマンだけ見に来る」客層も多く、一年ぶりに見掛ける顔もちらほら。日本では九州を皮切りとしたものの、どういうわけかこのサーフコースターズ、ツアー中も雨にたたられることしばし。本日、渋谷も一時どしゃ降りに見舞われました。音はこんなに晴れてるのに、誰か雨男がいるのか??
さて、そんな外の湿気をよそに、オープニングアクトとして現れたのは、ハワイの民族衣装に身を包むちっちゃな美人のお姉ちゃん2名。モスラでも呼ぶのかと思って見ていると、おもむろにマイクを掴んで一言。
「耳の穴かっぽじってよく聴きな! あたいらがWhysさ!」
繰り出すはサーフミュージックのスタンダード。だが、お姉ちゃんたちは容赦しない。太腿を大胆に見せて弾く、弾く。挙げ句、最前列のお客さんをステージに引き上げてリンボーダンスさせる場面も。かなり盛り上げ上手だ。
「さあて、次はお待ちかねのサーフコースターズ。でも、そのサーフコースターズも夜になればあたいらの肉奴隷さ。昼間はあんなにカッコいいのにねぇ…真夜中にはあたいらの下でヒィヒィ言いやがって…」
思わず会場爆笑。このWhys、次回はTiki Tiki Bamboooos Japan Tour 2005 with Google-A初日、9月29日八王子RIPSにて見られます。これはちょっとチェックしないと。危なすぎるぜ、このお姉ちゃんたち。
彼女たちが退場したあと、ステージ上が慌ただしくセッティングの変更に入る。
いよいよだ。
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唐突に流れ出したのは"SAMURAI STRUCK"のプロモーションビデオ。そして、続けざまにこれが本物だと言わんばかりに"SAMURAI STRUCK"が演奏される。以前「ツアーとか、同じこと繰り返してると飽きちゃうんだよね」と漏らしていたG.中シゲヲだが、今回もまた音数増えてます。すっかり貫禄つけて帰ってきました。続く"Shark man"や"Rising High"、"Typhoon swell"や"Nineteen"など「これでもか!」とばかりに盛り上がる選曲にオーディエンスもすっかりオーバーヒート。このテンションでどこまで持つの? と、思いきや…。
「今日は二部構成です! 一部終了、5分後に会いましょう!」
えええっ、生殺しですか!? …5分がこんなに長いとは知りませんでした…。
そして5分後、ようやくステージに人影が。1、2、3…4人いる? よく見ると、時々ゲストでやってくる元メンバー・現スプロケットの酒井昌史こと「まあちゃん」がギターを持っている。客席からも「まあちゃーん!」の暖かいコールが。彼のアコースティックに乗せて、中シゲヲの哀愁エレキ。『SURF ATACK』ヴァージョンの"湘南サンセット"や、"The Lost New Song"が演奏されて、場内まったりな空気に。と、思いきや突然、ド派手選曲"Big Thunder"。続いて『SURFDELIC』より"Kuroshio"、『EASTER!!』より"Popcorn"。どちらも、サーフコースターズ・ツインギター時代の名曲です。"Popcorn"は、オルガンとギターの絡みで構成されているのですが、今回は清美ちゃん(元メンバーでオルガン担当)がいないので、B.栗ちゃんがベース片手にオルガン弾いてました。美味しすぎる! オールドファン的には、もうたまらないです。この曲が聴けるなんて奇跡ですよ、もはや。
そして通常の3人編成に戻るなり今度はサンダーバードのSEからサントラのカバー…確か"MI.5のテーマ"だった、と思います。すみません、ぎりぎり世代じゃないもので…。8月24日に小西康陽企画で『トリビュート・トゥ・サンダーバード』が出るんですが、これ、サーフも参加しています。このアルバムがまた、みうらじゅんや上野耕路(ex.ゲルニカ)、ジグ・ジグ・スパトニック(!!!)などかなり食指をくすぐるメンツ揃いの模様。ファンならずともチェックしたいところ。
その後も、栗ちゃんが前に椅子を持ってきて"白い恋人たち"を爪弾くナゾのコーナーなども挟みつつ、新譜・旧譜・カバーとりまぜての、和洋折衷幕の内弁当的贅沢なステージが続く。
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「ロックンロールは好きかぁい!」
いよいよ終盤になって、中シゲヲの叫びにオーディエンスが拳で応える。
「さあ、暴れてもらいますよ!」と不敵なMCの直後に"Fly Up!"、女子のスクリームが響く" Beach Monster"、定番の超速弾き" MISOLOU"でステージ終了。しかし! これでおとなしく帰るわけがないだろう!! オーディエンスから弾かれる景気のいいアンコールに応えて、ステージに灯りがつく。再びまあちゃんを迎えて"Clash"と"Tsunami Struck"…こちらもまた、ごく初期の懐かしいナンバー。その後も鳴り止まぬアンコールに、とどめの"Intruder"。これまた随分昔の曲ですが、まだまだ根強い人気を誇る屈指のサーフナンバー。何がなんだかわからぬ程の早弾きに圧倒されてステージが終了した。
毎年恒例のワンマン、いつもならニューアルバムを中心にした手堅い構成なのですが、今回は徹底的に遊んでくれました。
大人の遊びは、本気だから手ごわいぜ。
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report by yuka and photos by naoaki
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