RUBBER☆CORN☆LOVER @ Yokohama B.B.STREET (1st Mar ‘05)
彼方より強風
その声は草原の彼方から吹いてくる強い風に似ていた。
新Vo.マリを迎え4回目になるRUBBER☆CORN☆LOVERのライヴ。全6曲中の4曲が新曲だが、それぞれ曲風が今までと変わり、コンポーザーであるイケエの引き出しの多さを体感せずにはいられない。まして、マリの声は旧譜のイメージさえ変えてしまう。
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「5、4、3、2、1…サンダーバード、ゴー!」の勇ましいB級SEの中、各メンバーが楽器を取って持ち場につく。G.イケエの雄叫びと共に始まったのは"umbosom"。Dr.「ばかんす☆」ことやまぐちのフロアタムが刻む大陸的な強いリズムも回を重ねるごとにキレがよくなり、ソウイチロウのベースも以前よりずっとシャープだ。
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新生RUBBER☆CORN☆LOVERの一番の見所はやはりマリ。イケエとやまぐちの爆音をうまくかわして突き抜けてゆく彼女の声は、どこかbjorkに似ている。爽やかでいて強く、低音の逞しさとファルセットの透明感を併せ持つ新しい歌姫。彼女の声の強さゆえに、誰も手加減をすることなく成り立つ轟音と透明感のバランス。以前は自ら作った楽曲を破壊しているように見えたイケエのギターも、破壊力はそのままに、上手く曲を先導している
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続く"Return For The Safe"では複雑怪奇なワルツを、"Alfread"では真夏の木陰が似合うレゲエ的要素を見せつけ、"What I Wished I'd Be"では、このバンド特有の奇妙でいて耳障りのいいコード進行でドラマチックな展開を。彼らは様々な要素を呑み込み、こともなげに消化してみせる。その裏にある努力を見せず、成長と結果だけを純粋に見せる心意気こそプロフェッショナルではなかろうか?
試聴サイトmuzieにて、幾つかの曲を聴くことができるが、はっきりいって現在のRUBBER☆CORN☆LOVERはこんなものではない。夏に向けてライヴも増えており、どう転がるやらあたし自身もとても楽しみにしているところだ。
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彼方より吹く強風は、いともたやすく聴く者をなびかせ通り過ぎてゆく。ほんの少し向こうの香りをここに残しながら。
ただ少し残されたその余韻を抱いて、あたしはまた彼らを追うのだろう。
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report by yuka and photo by naoaki
彼方より強風 (05/05/01 @ Yokohama B.B.STREET) : review by yuka,photos by naoaki
photo report (05/05/01 @ Yokohama B.B.STREET) : photos by naoaki
photo report (04/11/27 @ Ikebukuro Chop) : review by yuka, photos by naoaki
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