Asian Dub Foundation w/African Head Charge @ Shibuya Ax (10th Apr. '05)
前進、前進、また前進 - part2 -
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おおよそ20〜30分ぐらいだと思うが、死ぬほど長く感じられたセットチェンジを挟み、いよいよADFが登場。ゾロゾロとメンバーがステージに出てくるが、その中のドレッド・ヘアにヘッドフォンのついた帽子を被ったヴォーカリストは…前からいたっけ?それとも新メンバーなのか?DVD『LIVE TOUR 2003』収録のPV"FORTRESS EUROPE"には映っていたと思うが…。とにかくもう、この人物に目線は釘付け。ニカッと笑った顔が実にファンキー&キュートでもうメロメロ。大阪・西成のジャンジャン横丁とかで普通に呑んだくれてても違和感ないだろうという風貌と、それとは相反する艶やかで生命力に満ちたド迫力のヴォーカル。ジャングル・ビートに高速ラップ、というイメージがつきまとうこれまでのADFにはなかったような「歌心」?そういうものまで感じさせるぐらいの表現力だ。 |

もちろん旧来のメンバーも、圧巻のパフォーマンスを見せ付ける。チャンドラソニックのアクロバティックなギター・プレイは、相も変わらずタフでブッ飛んでいるし、DR.ダスのベースがクリアーな重低音を蠢かせる中、パーカッションとドラムの逞しく野性味を帯びたリズム、パンディットGの手による変幻自在のブレイクビーツのグルーヴが、激しく狂おしく全身を揺さぶる。やはりADFのサウンドは、2年前に比べ確実に進化を遂げている。以前なら2MCのラップとハードコア・ジャングルで目一杯躍らせる曲をメインに据え、所々にクール・ダウンさせるためのスローな楽曲を挟むという構成だったと思うが、今回はその逆。肉体的快楽に直結させるサウンドだけではなく、もっと観客一人一人の内面にじっくりと訴えかけるような、スロー・テンポな楽曲をメインに展開している。 |
"TOMORROW BEGINS TODAY"のような歌ものレゲエ曲や、"TANK"などスロー・テンポの曲はもちろん、"FLYOVER"のようなADF節炸裂のBPMが速い曲も、この人の歌が入るのとそうでないのとではまた聴こえ方が異なるのは確かだ。独特のジェスチャーや異性人のような存在感も含め、この人無くしてのADFなんて…と、ライブ開始後ものの数分でそう納得させられるに足る強烈なパワー。他の2人のヴォーカリストが舞台袖に引っ込んでもずっとステージに立ち、観客を凝視したり煽ったり、観客の指と自分の指をタッチさせてキャッキャ喜んだり、忙しいことこの上なし。このヴォーカリストが今回のツアーの主軸となっていることは確実である。
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会場の外へと歩みを進めながら、耳の中にまだ残留するADFの曲を口ずさむ。「STEP FORWARD YOUTH (若者よ前に進め)」という"HOPE"の一節を、よく冷えたビールとともに流し込んだ。AHCとADF。その音楽性はかなり異質だと思っていたが、根底に流れるのは同質のものであるのかもしれない。自ら信じる道を真っ直ぐに突き進んでいく両者の姿がオーバーラップする。彼らが一緒のステージに立った事の意味の大きさを、改めて考えさせられた。
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怒りや悲しみ、祈りや願いなど強力なメッセージを詰め込んだそのサウンドが、心の深いとこまでえぐるように体内で鳴り響き、段々と訳も分からなくなってくるほどの感動が沸き起こる。もうこれまでとはケタ外れなほど深く、広がりのある世界。終盤では"OIL"であったり、アンコールでは"FORTRESS EUROPE"など「これぞADF!」な曲を演奏し、会場全体をとめどない熱狂の渦に巻き込んでいったADF。その底知らずのパワーを全身で受け止め観客の興奮が最高潮に達した頃、1時間強ほどのライブが幕を閉じた。
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report by uko and photos by hiroqui
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2005
あふりとあがたと青山で : あがた森魚 with あふりらんぽ (9th Apr. @ Aoyama CAY)
2004
東京VS大阪 最狂バンド列伝 : 「Wagu 10」feat. CLISMS, THE BACKDROPS, 巨人ゆえにデカイ, ワッツーシゾンビ and にせんねんもんだい (5th Sep. @ Koenji UFO CLUB)
www.illreme.comにアクセスせよ! : illreme with MELT-BANANA/TUCKER/ロボ宙 (6th Dec. @ Shibuya Club Quattro)
「MOST!MOST!!MOST!!!」 : THE MOST NOTORIOUS! vol.18 feat. KIRIHITO, MELT-BANANA, KK.NULL, MOST (25th Sep. @ Shimokitazawa Shelter)
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オレンジ色の発光体 : V∞REDOMS (8th Aug. @ Ebisu Liquidroom)
「極楽に一番近いフェス」 : 第ニ回日本ロックフェスティバル (20-27th June @ 高円寺無力無善寺)
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混沌音楽数珠つなぎ Shinjuku LOFT 5th ANNIVERSARY × EDGE OF CHAO (28th Apr @ Shinjyuku LOFT)
「トーキョー・カオス・ダイナマイト」 Shinjyuku Loft 5th anniversary feat. CICADA, NIRGILIS, downy and OOIOO (27th Apr @ Shinjyuku LOFT)
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嵐過ぎ去りし後 Lightning Bolt (11th March @ Shibuya Nest)
日本のロック名鑑 KIRIHITO / U.G MAN / ECD / MERZBOW / SxOxB (21st Jan @ Shinjuku Loft)
no title : じゃがたら祭り feat.Kai,Wrench, MOST, SUPER Goooooooo! (19th Jan @ Shinjuku Loft)
2003
no title : Sister Paul、戸川純BAND、MOST (20th May @ Shimokitazawa Club 251)
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