Scissor Sisters @ Shinsaibashi Club Quattro (26th Feb '05)
「五月蝿いとはこういうことをいう」
とりあえず外国人率が異様に高い!観る先には異国の言葉が飛び 交い、アルコール片手にすでにご機嫌なフリークが集うクラブのよ うな空気が充満している。U2、Basemant Jaxx、Kylie Minogueなんかのヒットチューンが流れると、すでにおバカ騒ぎが始まり今か今かとまだ観ぬネバーランドの出現を心待ちにする。赤色のライトから一瞬暗転、そしてステージが青一色になると、フック船長のようなヒラヒラ・シャツのジェイク、「大阪のフリフリガールにはびっくりよ」なんて言ってたけれど、いくよくるよも真っ青なワンピースにピンヒールのアナ姐、全然見劣りなんかしてなかったわよ。
ジャッジャッジャッジャッとイントロ1秒でわかってしまう"Laura"でスタート、弱冠スロウで違和感が否めなかったものの、その原因となるのは、斜めに被るハットの奥にはニヒルな目が低音を奏でる弦の上へと向かうベースのベイビーダディとスタイリッシュなハンチングをサラッと被りこなしてしまうパディーの音が意外にどっしり。黙々と職人のようにエッジの効いたフレーズががなりをあげたかと思うと、今度はワウワウいうデルのギター。
艶かしい腰つきで絡むジェイクとアナ姐、本能の赴くままの求愛行為をする生命体はエネルギッシュなんて簡単な言葉では表現することのできない破壊力で容赦なくこっちに向かってくる。五月蝿すぎる動きはワイアー・アクションさながら!アナ姐が発するのは数知れずの四文字熟語で、おませなおてんば娘が覚えたてのNGワードを無邪気に連発しているよう。それも全てが音楽に、そしてここにいる私たちへの最高の愛情表現で、オーディエンスもかかってこんかいとばかりに暑苦しいまでのハートをナイスキャッチ。
終盤『Filthy/Gorgous』ではストロボ攻撃の押収にメンバーがコマ送りのアニメーションと化す。押さえきれない衝動がクラップの波を産み、無数のステップ音が足下から身体へと伝わってくると、フロアはただならぬ興奮状態へとシフトしていく。収まることのないカオスに悠々とご登場のジェイクはペリー・ファレルのような羽根の施された帽子に弱冠はだけた青いシャツ。待ってましたの"『ake Your Mama』から怒涛のアンコールで、最後は一列になって、お手てつないで一同おじぎ。「マッタネェ」って言葉を残してステージを後にした。
今回が初来日となったSCISSOR SISTERS。もうご存じの通り、今年の賞レースでFranz Feridinandと各賞を分かちあっている。そしてUKでは8月に開催されるV Festivalではヘッドライナーを務めることになっている。そんな状況のSCISSOR SISTERSをこのキャパで観られるのはこれが最初で最後になることだろう。今回の来日公演を観られなかったアナタ、今度はゼッタイに目撃せよ。
SETLIST(原文のまま)
LAURA / BETTER LUCK / TITS ON THE RADIO / SKINS / MAGNIFIQUE
ROCK MY SPOT / MARY / COMFORTABLY NUMB / FILTHY /
RETURN TO OZ
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MAMA / BITCH / MUSIC
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review by kuniko and photo by ikesan
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2004
同じ血の温度を感じたい : 22-20s (2nd Dec. @ Shinsaibashi Club Quattro)
乗せ上手に乗せられ上手 : Franz Ferdinand (27th Nov. @ Osaka Mother hall)
キャプテンズの正体 : Captains (27th AUg. @ Kyoto Jittoku)
「ダッシュに短し助走に長し」 : The Vines (21st May @ Shinsaibashi Club Quattro)
- 声に出したい日本語 - : THA BLUE HERB (15th May @ OSAKA DOME SKY HALL)
- 環、輪、和 - : BUFFALO DAUGHTER (15th May @ OSAKA DOME SKY HALL)
憧れという名の願望 : The Jeevas (4th Apr @ Shinsaibashi Club Quattro)
のるか、そるか : JET (7th Feb @ Shinsaibashi Club Quattro)
いいものはいい、それでいいのだ! : Bell & Sebastian(25th Jan @ ZEPP Osaka)
2003
珍獣、超多毛動物、大阪に現る : Super Furry Animals (20th Nov. @ Osaka Big Cat)
今という時間 : The Cooper Temple Clause (11th Oct. @ Osaka Big Cat)
叩けば出てくる無数の誇り : The Coral (17th Apr. @ Osaka Big Cat)
静かなる再出発 : John Squire (19th Feb. @ Shinsaibashi Club Quattro)
やっと、Kula Shakerにケリをつけられた : The Jeevas (11th Feb. @ Hiroshima Quattro)
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