Happy Dispatch @ Aoyama Tsuki Miru Kimi Omou (5th Feb '05)
壊れかけのラジオのように
眠かった。一個前のバンドがあまりに眠くて、本当に眠ってしまった。そして、セットチェンジの間に流れてるのは・・・んー、これは何だっけ?何だろう・・・あー、これは『NO NEW YORK』だったっけ?多分そうだ。そういえば、nachiがニューヨークでライヴしてきたって言ってたな。多分、こういうの好きそうだし、これは『NO NEW YORK』だろう。ブライアン・イーノ好きなので買ってはみたものの、そんなに聴いてないかも。でもあの勢いは聴いておくべきだ。
そろそろ始まるから頭のエンジンかけないといけないんだが、朝から働いて、疲れた体にビールが思いのほか回ってるので、なかなか感覚が開いていかない。バンドが出てきて、まずはメンバーのひとりがポエトリーリーディングを始める。その途中にギターがノイズに入ったりするんだけど、何だかゲゲゲの鬼太郎を思い出した。これはねずみ男だったかな、そんな妖怪風なテイストを持ちながら演奏へ入っていく。ヴォーカル&ギターは、『トランスフォーマー』のときのルー・リードか、やせて長身のロバート・スミス(キュアー)か、というか一番初めに思ったのは、インビシブルマンズデスベッドのデスベッド君に似てるなぁという感じ。挙動不審なところも似ている。そんな程よくパンクとゴスとグラムが入り交じっているヴォーカル&ギター君の存在感はなかなかのものだ。その動きに笑ったりしながら徐々に頭が起き始める。
音楽的には、まさに『NO NEW YORK』みたいなギクシャクした感じ、それこそがニューヨークパンク、ニューウェーヴを受け継ぐものである。ギターが金切り声を上げ、ヴォーカルが痙攣して、壊れかけたラジオのようなノイジーさと、ジャンク感と、バラエティの幅の広さを見せ付けるのだった。はっきり言って、この日は演奏的にダメダメだったんだけど、それがむしろニューウェーブらしさであって引っかかりを残すものだった。
和風な『NO NEW YORK』というのが彼らの目指すものであるらしい。そして、その隙間に笑いが詰まっている。まあ、ちょっとお客さんとの内輪ノリが強いなぁという気もするけど、これからいかようにも発展するだけの要素があるのは確かだ。イっちゃってるバンドを好きな人にお勧め。
Happy Dispatchの写真は1/25 '05の渋谷公演を撮影したものです。
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report by nob and photo by hanasan
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mag files : Happy Dispatch
壊れかけのラジオのように (05/02/05 @ Aoyama Tsuki Miru Kimi Omou) : review by nob, photo by hanasan
轟音デンデケデケデケ (05/01/25 @ Shibuya Aoi Heya) : review by yuka, photo by hanasan
photo report (05/01/25 @ Shibuya Aoi Heya) : photo by hanasan
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