ASH @ Shibuya AX (17th Jan. '05)
アッシュは煌きシャイニング
ASHの意味を辞書で調べてみた。灰、廃墟、痕跡、遺骨、(顔の極度の)青白さ(←確かにTimは青白いかもしれない)・・・あぁ何故!何故に君達はこんなネガな意味を持ち合わせた単語をバンド名に引っ提げながら煌き続けるのか!もう若くないじゃないかと言ってやりたいのに、それを拒むかのようなあのキラキラ感。久々のジャパンツアーを東京でキックオフさせたASH。思いっ切り胸打たれてしまった。
ツアーとしては2001年以来の来日。結構ご無沙汰なようでそんな気がしないのは去年のフジロックで見せた彼らの元気な姿が頭に残っているからではないだろうか。レッドマーキーはすし詰め状態。狂熱の歓声に後押しされ、出てきたTimが掲げていたのは猛々しく燃えるフライングV。その衝撃とともに突っ走ったあのライヴは本当に素晴らしかった。あの時のような感動を求め、ボクは渋谷AXに向かった。
客電が落ち、前衛の元気っ子は潮が引くように前へ詰めかけた。只ならぬ期待感。今日もフライングVはファイアーするのだろうか!?あぁ言いたい!しかし、それはあなた自身で確認して欲しい。これからのひとは楽しみが減っちゃうからね。どうしても知りたいひとは今後アップされるレポートを参考に。とにかく、Timが現れたときの会場の歓声は物凄かった。初っ端からぶっ飛ばす。火山が今にも爆発しそうな炸裂イントロで始まる"Meltdown"だ!アツい!!
"Meltdown"から"Girl From Mars"なんていう素敵な流れが観客を魅了しているさなか、全体の雰囲気が見えていなかったボクは、振り返って周りを見渡してみた。歌っている。みんな歌えるところを思い思いに歌っている。英語で歌ってるひともいれば、デタラメ語で歌うひともいる。かくいう自分もデタラメ語で応戦し、こみあげる熱さを感じていた。そして心の中で叫ぶのだ『シャーロットーーー』と。声を荒げて叫ぶことはなくても男子はこっそりCharlotteを応援している。明らかに左側男子多かったし。
"Shining Light"という泣き場面も演出し、上手いとは言えないものの、陳腐な言い方ではあるが「気持ち」を伝える演奏を彼らはしていた。それこそ熱い熱い演奏が繰り広げられる。これぞ煌きASHの真髄か。"Oh Yeah"や"Kung Fu"など1stアルバム収録の必涙ナンバーがあれだけ感動的なのも、10代の頃からバンドを続け築き上げた"絆"に由縁するんだ!なんてちょっと恥ずかしくて言えないけど、もうグルーヴとかそんなの関係なくて、ただ感動的な光景がそこにはあって、何て言えばいいんだろう、来て良かったし一緒に歌えて嬉しかった。
MCが控えめだったせいかあっという間に最後という気がした。最後の曲は"Burn Baby Burn"だ。ボクはこの日何度胸を締めつけられる思いをしただろうか、観客全員を巻き込んだ大合唱でこの上ないハッピーエンドを迎え終演した。「もっとやって欲しい!」という気持ちの良い余韻を残しながらも、会場を後にするみんなの表情はとびきり明るかった。
もう燃え尽きるまで彼らにはやってもらうしかない。ASHか…やっぱいいバンド名。
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report by toddy and photo by mari
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