The Surf Coasters @ Simokitazawa 440 (30th Dec '04)
年末年始連続企画 WAITIN' 4 SURF - part 3 -
「WINTER SURF PARTY!」
着席してこのバンドを観るのは、今回で二度目。2003年に引き続き、年に一度のアコースティック年忘れサーフパーティーが開かれた。メンバーはTHE SURF COASTERSの他、パーカッションに中島オバヲ、サイドギターに元メンバー・現在スプロケットで活動中の酒井昌史を加えた5人編成。一曲目は、当日発売の『PRIVATE RECORDINGS vol.1』に収録されている「そよ風」。誰も知らない新曲に、静かに聴き入る客席。暖かいエレアコの音に混じって、誰かのグラスの氷がとけ、カランと音をたてて位置を変えるのが聞こえた。
これもまた、音楽なり。
「ようこそ、サーフコースターズの忘年会へ!」というMCが物語る通り、年に一度のこのライヴはかなりサービス濃厚。中シゲヲと酒井昌史が1998年に結成したユニット・easeの再結成や、THE SHADOWSと加山雄三のカバーコーナーもアリ。さらにはジャンケン大会も開催。賞品はツアーTシャツから、レコーディングで使用されたタンバリン、ピックガードなどなど。一番笑ったのはB.栗田信広提供のお遊び30秒テイク「Beach Monster」アコースティック編。日頃の雄叫びに代わり、悩ましげな男の喘ぎが…怪しい! 怪しいぞ栗ちゃん。2003年の賞品にも上がったこの一品、今回はジャケットつきです。…なんか、「ベース侍」とか書いてあるんですけど…。当たった方、おめでとうございます。
各種コーナーで和んだ後は、再び本流へ。儚げな旋律がゆるゆると上り下りする「Adventure in paladox」も、普段のトレモロアームより指だけで震わせるのがいいカンジ。「Nineteen」では各自ソロパートが炸裂。オバヲのド迫力コンガに続いて、ナオタカのドラム。オバヲが身を乗り出し、マレットでドラムセットを一緒に打ち鳴らす。今度はナオタカが栗ちゃんの背後にまわり、ベースをスティックで叩く叩く。栗ちゃんはファンク色を前面に出したぶいぶいベースで勝負、日頃のハードロックよりのプレイとは、また違う一面を見せる。酒井のギターを軸に徐々に曲へと戻って、仕上げは中シゲヲ。エレキを離れてもその手の速さは変わりません。『p.m.』にも収録された「Misirlou」のスパニッシュなプレイには寒気すら感じた。この人、指5本以上あるんじゃないか?
「えー、今年はね、春にアメリカ行って…どうなんだろうと思ったら、何かこれが評判よくって。来年も行くんだけどね。…実は…そう、バラしちゃうけど、アメリカと日本でアルバム出るんですよ。タイトル『SAMURAI STRUCK』…あー、クスって笑うのやめてくれる? 笑うなら思いっきりゲラゲラーって笑って(笑)。それがまあ、発売なるんで、アメリカ行って…日本もやって。そんな感じで来年も、まったりゆっくり…サーフコースターズ、やってこうと思ってます! ありがとうございました!」
勢いまかせ(?)の告知にどよめく客席。新譜発売したばっかなのに、またまた新譜が出るんスか!? …というわけで、次回はサーフ特集いよいよ最終章、中シゲヲインタビュー、やっちゃいます!
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report by yuka and photo by naoaki
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