illreme with MELT-BANANA/TUCKER/ロボ宙 @ Shibuya club Quattro (6th Dec '04)
イルリメの殺陣、斬られて斬ってあぁ楽し - part1 -
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こ、コレは楽し過ぎそうなイベントだ。なんたってTUCKERがいるし、MELT-BANANAは確実にキレたライヴをしてくれる。ボクにとっては全く未知数のロボ宙ってのも気になるし、今回の主役イルリメはレコ発ということでテンション高そう。大阪は大阪で、ゲストにSOLMANIA(!)の名があったりしてイルリメ君、食われること覚悟、豪華ゲスト陣営を揃えてきた模様。どうやって迎え撃つのか、結末や如何に。
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客電が落ち、現れたのはひとりのDJ。その彼が、ターンテーブルを使って巧みにビートを操り、トラックの用意が出来たところで現れたひとりのMC。ロボ宙は以上ふたり、つまり1MCアンド1DJのユニットであった。DJの繰り出すブレイクビーツにMCがリリックを乗せて…というと、エミネム主演"8Mile"にあるMCバトルのようなものを思い浮かべるかも知れないけど、そこはロボ宙なりの空気というものがあって、非常にゆるい。コトバは全くアドリブなのか「イルリメのリリースパーティー」というフレーズが縦横無尽に飛び交い、ちょっとモタモタした印象があったこと。「セイ、ホー」「セイ、ホッホッホー」というヒップホップお馴染みのやりとりを、はにかみ気味の観客とロボ宙とで交し合ったこと。いろいろなことがかわいらしかった。そして、自然と身体が揺れる緩やかなリズムがとても気持ちよかった。
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第一の刺客はロボ宙。ロボ宙。なんてチープな響きなんでしょう。知らないアーティストに関して前知識を入れずにこの日は臨んだため、そのチープな印象が抜けず、逆に期待は膨らむばかりであった。
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そして第二の刺客はTUCKER。TUCKERとの出会いは今年9月のRAW LIFEという野外イベントでのこと。今年一番の衝撃を受けた。前々から名前は知っていたしスペースシャワーTVでかっこいい演奏している姿を拝んでいたので、そういう感じだと思っていた。が、誤解甚だし。テレビでお洒落に演奏しているTUCKERを観たら、極端な話それはTUCKERではないくらいに思っていただきたい。そういう一面があるから輝くのかもしれないが、生で観るTUCKERは常軌を逸するほどにロック。そしてコミック。音楽と笑いのハードコアショーなのです。
言い忘れていましたがTUCKERはひとりです。ステージにある楽器はエレクトーンにターンテーブル、ベース、打ち込みグッズ。全てひとりで演っちゃいます。ベースはまともに弾いてる姿(今回は確かホースみたいなのを弦にベシベシ叩きつけてただけだったし)をみたことがないし、サンプラーも「コレかな、いやコレかな」とボタンを探している姿ばかり思い浮かびますが、エレクトーンとターンテーブルの扱いは鬼人のようであります。
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しかし色々な楽器を演奏するのは過去のアーティストもやってきました。どこが凄いかというと挙動です。鍵盤をジャンプして叩きつける様、そのエレクトーンに火をつけてジミヘンのようにメラメラとやり、狂ったように旋律を奏でる様、ステージ上で暴れすぎて足が絡まりよろける様、演奏を止めて咆哮をあげる様、などなど抱腹絶倒よろしく、レッドゾーン超えアクションを有り余るほど魅せてくれる。このひとを前に音楽をカテゴライズするなど、全く意味のないことだと知らしめされる。夢中にやることが音楽。
ステージに下りて来て、観客を巻き込んで暴れまわったりといろいろあったが、熱狂に包まれTUCKERのショーは幕を閉じた。イルリメ君はこのライヴを超えられるのか!?
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report by toddy and photo by saya38
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