BETAGARRI, GELUGUGU and COBRA @ King Cobra (25th Nov. '04)
「ザ・クラッシュ→フェルミン→ベタガリ」
- BETAGARRI - Part 2
 |
 |
フェルミン・ムグルサ、バンダ・バソッティ、フィデル・ナダル(exトドス・トス・ムエルトス)をはじめ、ロック・エン・エスパニョールの注目のバンドを精力的に招聘しているジャポニカス。そのジャポニカスはこの11月、アトム・ルンバとならぶバスクの新鋭ロックバンド、ロボ・エレクトリコ、ドイツ2トーン・シーンの最重要バンド、ザ・バスターズと立て続けに来日公演を実現させたのだが、そのトリを飾るのが、フェルミン・ムグルサの活躍でシーンとして俄然要注目のバスクから、そのフェルミンが主催するレーベルであるエザン・オセンキ,メタックからアルバムをリリースし、
バンダ・バソッティともツアー経験のあるベタガリ。昨年に引き続いて2回目の来日だ。
ちなみにこの日は、2年連続でバスクを訪れ、2日前の川崎クラブチッタでのジャパン・スカ・フェスティヴァルでも共演したドーベルマンの面々が、会場の物販を担当したりツアーのコーディネーションを手伝ったりしていた。
優しいリズムに乗ったキッチュなスカパンクを基調に、サビではヘヴィなリフを轟かせる曲など、エネルギッシュで抑揚に富んだステージは、ライヴバンドとして着実に幅を広げているのがわかる。そんな彼らの混沌とした演奏にそこはかとなく漂っているのが、バンダ・バソッティにも通じるワーキングクラスの実直な肉体性と、バスクのフォルクローレの感触。フェルミンや、音楽性はちょっと異なるがアライツ・エタ・マルデル(残念ながら解散してしまったらしい)にも感じる人懐っこいキッチュさは、バスク特有のものなのだろう。なんでも12年前のバンド結成当時にはチャラパルタ(バスクの民族打楽器)も入っていたのだとか。自らの出自に忠実なバンドというのは、どんな音楽であれ魅力的だが、ベタガリもそれを証明するようなステージを見せてくれる。
ラモーンズ「ヘーイ!ホー!レッツゴー!」から国際労働歌"インターナショナル"へと雪崩れこむあたり、アイデンティティとしての"オリジナルな"パンク精神をまざまざと感じるのだが、「ベタガリには決まり事っていうのがないからね。そのときに興味があるものをどんどん取り入れてるよ」とはヴォーカルのイニャーキの弁。バンドとしてのさらなる振幅性を伺える。今後もより貪欲に、大きく成長して欲しいと思わせるバンドだ。
|
report and photo by ken
|
mag files :
photo report (04/11/29 @ Shimokitazawa Basement Bar) : photo by hanasan
ザ・クラッシュ→フェルミン→ベタガリ : (04/11/25 @ King Cobra) : review and photo by ken
photo report (03/11/29 @ Ueno, The Church) : photo by hanasan
ライヴレポとバスクのこと (03/11/25 @ Osaka BIG CAT) : photo and review by ken
photo report (03/11/24 @ Takadanobaba Club Phase) : photo by hanasan
photo report (03/4/11 @ Villaggio Globale, Rome) : photo by hanasan
|
|
|