まぼろしのみぎ @ Sapporo Bessie Hall (1st Oct '04)
音楽と焼酎の関係論
このバンドは、まったくもってふざけた名前のバンドである。「まぼみぎ」をご存知の方も多少はいるとは思う。が、メンバー全員結構いい歳で、なおかつ真剣にバンド活動をしていることが面白い。
バンド名について直接本人達に聞いたわけではないが、「まぼろしのみぎ」と言えば私はボクシングのことを連想する。実際のところなんでこのような名前にしたのかはわからないので、次回メンバーに会ったときに直接聞いて見たいと思う。
メンバーのプロフィールや構成は最後にオフィシャルホームページをリンクしてあるのでそれで確認してもらいたい(トップページは私の写真のときもあるから特に見てもらいたい)。それよりもまずはライブの感想。
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ボーカルはライブ中にカップ焼酎を飲んでいる。ライブ中にボーカルが焼酎を飲んでいるのを見ることは、今まで体験したライブでは見たことがない。ビールをステージドリンクとして飲んでいるバンドは見たいことがあるが、焼酎というのは初めてである。もしかしてアル中?と勘違いしてしまいそうだ。
MAGで発表はしていないが「まぼみぎ」の取材は2度目。しかも2度ともボーカルは焼酎を飲んでいた。あれは本当に焼酎なのか? もしくは演出?と疑ってみたが、幸いボーカルは大変フレンドリーな性格、今回もメンバーのギリギリ目の前にはお客さん、ボーカルが優しく「はいこれ」と焼酎のカップをお客さんに手渡すと、それに口をつけた女の子が「マジ本物の焼酎じゃん」と言っていたから間違いない。
ほかのメンバーはミュージシャンらしくきっちり演奏しているのに、ボーカルはつねに焼酎を飲まないとステージに立てないくらいシャイな性格らしい。しかし焼酎というのはロックとは合わないと思う。「焼酎、ロックで」なんて居酒屋で注文することはあるが、カップ焼酎をステージで飲むのはいかがなものか。でもこのバンドにはいまだに決まったスタイル構築はされていないから、ステージ上でカップ焼酎でもいいのかも知れない。私の想像として、カップ焼酎がステージで許されるのは「奥田民生」と「まぼみぎ」くらいだと思う。 |
本来の目的であるサウンドは、スイートなラブソングの連発でまだ恋に慣れていなかった子供の頃を思い出すような、少し恥ずかしくなるくらいのやさしい詩の曲が多く、「まぼみぎ」はこのオッサンのような風貌、そしてこのふざけた名前からは想像出来ないくらいミスマッチなやさしいさが楽しい。
私は出来るだけ毎日聴く音楽はやはり少し尖ったものを聴いていたいと思うのだが、なぜかこのバンドだけはそれでなくても許せる。さして演奏も特別上手いわけでもないのだが、久しぶりに抵抗なく聴ける音楽であることに間違いはない。
なかなかライブを見る機会もないとは思うのだが、せめて一度だけ、出来れば数回続けて見てもらいたい、ライブは少しユル過ぎるが観るたびに心が温かくなるのがわかってもらえると思う。
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comment and photo by q_ta
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音楽と焼酎の関係論 : まぼろしのみぎ (04/10/02 @ Sapporo Bessie Hall) : photo by q_ta
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