THE MOST NOTORIOUS! vol.18 feat.KIRIHITO, MELT-BANANA, KK.NULL, MOST @ Shimokitazawa Shelter (25th Sep. '04)
「MOST!MOST!!MOST!!!」
- Part 2 -
セット・チェンジが始まり、外国人勢が大挙ステージ前に移動を始めた。これだけでもう次のステージがどのバンドによるものなのかが、はっきり見て取れる。そう、MELT-BANANAの登場だ。彼らがステージに現れるやいなや、異様なほどの盛り上がりをみせる観客達。目まぐるしくハイ・スピードな展開をみせる演奏をバックに、Vo.YASUKOの脳天を突き刺すようなかん高い声が、矢継ぎ早に耳に飛び込んでくる。一定の高いトーンを保ちながらリズミカルに放たれる声に、変化はあっても乱れは全くない。全て英語詞なので、殆ど何を言ってるのか聴き取れないが、その声に、好きか嫌いかはともかく、ピクリとも反応しない人間は、世界中どこを探したっていないと思う。幾度となく耳にしてもその都度、得体の知れない不思議な感動が沸き立つ。AGATAの掻き鳴らす緊張感溢れるノイジーなギター、RIKAの小柄な体つきに似合わない芯の太い重厚なベース、緩急変化の多い曲展開をもろともせず超絶リズムを轟かせるドラム、そしてもちろんYASUKOのヴォーカルという、最強かつ唯一無二のアンサンブルに、否が応でも衝動的に身体が突き動かされてしまう。
昔彼らのライブをたびたび目撃していた頃の刷りこみで、MELT-BANANA=ファスト&ショート・チューンが専売特許のバンド、という印象があったのだが、最近のライブで耳にするのはアルバム『cell-scape』からの曲をメインにした、長尺でドラマチックな展開がある曲が多い。もちろん昔も今も硬質でエッジの尖ったサウンドは相変わらず格好良いが、ポップさを増した分格段に聴きやすくなった。前回のライブでラッパー・イルリメと1曲コラボレートしていたが、以前のMELT-BANANAのサウンドにYASUKO以外の声が乗っかるなんて全く想像のつかなかったことである。個人的には今のMELT-BANANAのほうが断然好きだ。これからのMELT-BANANAがどのように進化を遂げていくのか、全く目が離せそうにない。
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MELT-BANANAの写真は04/02/29の東京公演を撮影したものです。(photo by izumikuma)
report by uko and photo by izumikuma
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