FATBOY SLIM "ONE WAY THICKET TO PALOOKAVILLE..." @ ageHa studio coast (22nd Sep '04)
ゆるみまくりナイト 〜どこもかしこも FUCKING IN HEAVEN〜
- Intro -
ブライトン。その街はザ・フーの『四重人格(QUADROPHENIA)』をモチーフにした映画『さらば青春の光)』の中では、細身のスーツにモッズコートのベスパ乗り、通称モッズ族と、皮ジャンにリーゼントのバイク乗り、通称ロッカー族とが衝突し、暴動を起こすためにあるような街として描かれていた。今やモッズもロッカーもいないし、モッズもロックも壁なんかない。
2001年6月6日、音楽フリークどもの心に煌々と輝く伝説が刻まれた。そう。ブライトンのビーチに、DJ KENTAROじゃないが「音楽に壁なんてないのよ〜」と緩み顔で降臨した男が居たのである。その男はご存知ファットボーイ・スリムことノーマン・クック。モッズ期以来のブライトン・イノベーションか!?一回目の当パーティーでは4万人を集め、2002年の二回目は狂気の25万人。GLAYも真っ青なのである。しかもフリーイベントときているわけだからマクドナルドのスマイルと同じ価格でノーマンのDJプレイが拝めるとあれば普通行かないアホウはいないわけで。そんな並外れた集客をみせたイベントに欠点がないわけもなく、ボクが映像で観た感じではダンスミュージックにおける最大の欠点と思われる「あんなに人いたら踊れないやん…」説が伝説のリアルな部分を見せた。
今回、ワールドカップ便乗企画"KICK & SPIN"(in幕張メッセ)以来の来日&ハコはスタジオコーストとあって、すし詰め状態なのではという懸念はあったけど、ボクのようなアホウはブライトンビーチではないが、ウォーターフロント新木場へふらふらと向かったのでした。
前置きが長くなりましたが、2004年9月22日FATBOY SLIM@STUDIO COAST
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report by toddy and photo by ryota
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