FATBOY SLIM "ONE WAY THICKET TO PALOOKAVILLE..." @ ageHa studio coast (22nd Sep '04)
ゆるみまくりナイト 〜どこもかしこも FUCKING IN HEAVEN〜
Part 4
【AM2:05】 2004 ノーマン・オデッセイ
現れたぁ!!うわぁ、シャツ相変わらずアロハ!!フロア混みすぎ!!と言いたい事をとりあえず言ってみたが、なにはなくともノーマンの登場である。バックのモニターに映された満面の笑顔は今、オレたちに向けられている。すげぇ嬉しい。登場からこの幸福感。アレですか、ボクたちのほっぺたの筋肉攣らせるつもりですか、って感じ。

歓声のシャワーが降り注ぐなか突入したネタはキルビル2(確か)の口笛をサンプリングしたハイセンスチューン。西部の荒涼とした砂漠を舞台にしたこの映画の一触即発の緊張感とマニアックなギャグの織り成す世界観はノーマンのそれに通ずるものがあるかも。なんてのはどうでもいいんだけど、この曲が凄くカッコイイんだ。抜群のつかみ。それからBANGLESの"Walk Like An Egyptian"を回したりする。つーか、何で今さらバングルスなんだだよコノヤロー的な意外感がありつつ、ついつい笑って踊りだしてしまう。気付かなかったけど、この曲をパブリック・エナミーの"Bring the Noise"につないだらしい。何かそんなのも覚えてないくらい楽しかったのである。
そしてやはり気になるのはノーマンの挙動。軟体動物のようにクネクネと腕を振り上げ、ブレイク明けはきっちりと腕を振り落として教えてくれる。なんかよく分からない紙みたいなモノを顔に被せたり、お馴染みのレコードスリーブトーク(「KONNICHIHA」とかミスったら「sorry」とかラスト近くでは「beautiful people」とか白い部分に文字を書いてお客さんを沸かせるプレイ)なんかも披露し、他のDJがやれば「煽りすぎ」と白い目で見られそうなものを、この人がやればオールオッケイ。今までの功績のおかげだねぇ。なかでもボクのお気に入りは、両腕を上にあげた後"ハッスルハッスル"みたいに腕を上下させるヤツ。うまく説明できなくてすみません…
中盤、"ロッカフェラスカンク"ネタが出たあたりから会場全体の温度がグッと上がった気がする。バキバキのビックビートはとどまることを知らない。ダフトパンクの"Da Funk"やらパンジャビMCやら、もはや禁じ手ともいえるネタが当然のように飛び出す。しかし、ボクは大盛り上がりのなか、各方面で大絶賛のスタジオコーストの音響が気になっていた。音がこもるなぁと思っていた。そのときボクがいた場所はステージ正面の一番後ろ辺りだったんだけど、これが間違いだったようだ。前衛のフロアが比較的スペースに空きが生じてきたのでここぞとばかりに突入してみたら、そこはまさしく"FUCKING IN HEAVEN"だった。
ガンダム的なものを連想させる真っ赤なごっついスピーカーが複数(オクタゴンというサウンドシステムらしい)下のフロアを取り囲むように配備されるため、後方や二階で眺めるひとに構わず、フロアにだけ最強のサウンドが提供される。あれにはぶっ飛ばされた。そのサウンドで体感したラスト、ホワイトストライプス"Seven Nation Army"、フランツフェルディナンド"Take Me Out"、ファットボーイスリム"STAR 69"の流れは圧巻過ぎ。もはや聞き飽きていた感のある"Seven Nation Army"や"Take Me Out"をあれだけポジティブに鳴らすヤツはいないよ。しかもフルコーラス流れた"Take Me Out"の盛り上がりぶりはすごい。「これはロックのパーティーですか?」と言いたくなるくらい、いや、別にいーじゃんロックでも何でも。ノーマンのプレイもハウスから98年あたりのロックモードに戻ってきたようだ。ラスト近くでは、PRODIGYの"Out of Space"を回したわけだけど、元ネタらしきレゲエの曲をかけてから"OUT OF〜"につなぐというプレイ。ベタと言えばベタなんだけど、それゆえ"OUT OF〜"の後半のめちゃくちゃハードな展開でアガれたりするわけなのだ。最後まで最高だった。ボクの顔はゆるみっぱなしだ。「カタイこといわないで踊っちゃおうぜ、へへへっ」なポジティブ笑顔、見習いたいものです。
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report by nob, toddy and photo by ryota
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