GAVIN DeGRAW @ Ebisu Garden Room (10th Mar '04)
新たなる逸材の誕生 - part2 -
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"I Don't Want To Be"を聴いて、本当にその場にいる幸せと喜びを噛み締めた。アルバムの中の個人的な推し曲なのだ。ハートに直球で響く美しいメロディとこれまでにない力強く、時に語りかけるように歌うこの曲は、ギャヴィンの真骨頂を発揮している一曲。もちろん、数え切れないほど聴きこんだアルバムの1曲目、"Follow Through"を聴いた時も涙が込み上げてきた。ギャヴィンは、何度も感謝の言葉を言い、彼自身もそこにいてプレイできる喜びを噛み締めているようだった。そして、ラストの"Chariot"では初めて観客にも一緒に歌うように促した。そこで温かい一体感が会場内を埋めた時の、ギャヴィンの嬉しそうな顔が忘れられない。彼はステージから去るのが名残惜しい様子で、何度も観客に頭を下げ、満面の笑みで顔をくしゃくしゃにして、ゆっくりとステージを下りていった。
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-- setlist -- (原文のまま)
Crush
Friends
Meaning
Chemical Party
More Than Anyone
Overweighted
Belief
Anyway
Let's Get It Off
She Holds The Key
Wanna Be
Change Is Gonna Come
Get Lost
Follow Thru
Chariot
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恐らく予定されていなかったアンコール。少しずつ会場から観客が出て行こうとする中、再びギャヴィンが一人きりでステージに戻り、ピアノの前に座った。おもむろに始めたのは、レナード・コーヘンの"Hallelujar"だった。グッと迫ってくる声量豊かなヴォーカルは驚くべきほどだった。水を打ったように静まり返った場内からは、大きな拍手と喝采が送られた。プレイしている時は自信に満ち溢れたオーラに包まれたギャヴィン。が、マイクから一歩離れると、とても謙虚で愛くるしい笑顔の好青年だった。観客からのサインにも親切に応え、何度も頭を下げずっと手を振っていた。
"耳を歌で洗いました"というコピーのANAのポスターを見かけた。これはギャヴィンの曲のことだ!とそれを見た時に思った。耳だけでなく、気持ちまでもが清くなる。ギャヴィン・デグロウのデビュー・アルバム『CHARIOT』。個人的にもとても大切なアルバムを、ぜひ多くの人に聴いてみてもらいたい。

report by ali and photo by izumikuma
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mag files :
新たなる逸材の誕生: (04/03/10 @ Ebisu Garden Room) : review by ali, photo by izumikuma
photo report: (04/03/10 @ Ebisu Garden Room) : photo by izumikuma
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