insubus @ ZEPP Osaka (5th Mar.'04)
銀河鉄道の夜
大阪のZEPPは、海に作られた人工の島に立つ。春になると、見たこともない植物たちが、どこか機械的で無機質なこの島の空地にお花畑を作り、生命の息使いをもたらしてくれる。
吹きさらしの強い海風に煽られながら、もうすっかり暮れてしまっただだっ広い空に雲が走る。
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初の生INCUBUS、私的にアルバム『Make Yourself』でなんだか色んな所から攻めて来る人達だなあと感じ、今回はNEWアルバム『A Crow Left Of The Murder』を引っ提げてのツアーということで、彼らの切り込み口がより殖えているんだろうと楽しみを増大させられる。
色々なスタイルのお客さん。多様すぎて誰も浮かない。皆同じなのは久し振り、サイコーとフライングしまくりのテンションくらいだ。
明りが消えると、ステージに宇宙が広がる。輝く星が一面にちりばめられ、スポットライトも無く、青い星々の光で登場した5人は、輪郭を大きく影に映し出し、自ら輝く恒星のよう。
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Joseのドラムが横向きに置いてあり、ベースのBen、Brandon、Mike、そして雛壇にDJ Kilmore、お蔭様で、滑らかに彼の手の中で踊るレコードの動きまでよく見える。
私達の頭上から真直ぐ彼ら一人一人を捉えるライトの線が宙を切り、様々に形を変えて会場中を彩る光の花達。そして計算されてなのか、Mikeの斜め後ろから照らすライトの影が会場の壁をスクリーンにして、2階席を飲み込まんばかりに彼を巨大化させ、そこに映るギターを弾く指が、光の花に反射してキラキラしている。
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会場の真ん中の壁際から全体を見渡すと、この島全体を包んでしまいそうなほど大きな宇宙船に乗って、果てしない銀河の旅をしているようで、何度も何度も回りを見渡した。ここはこんなに大きな会場だっただろうか...街のホールやドームなんかちっぽけに感じるほどの空気。そしてライブは進む。NEWアルバムから立て続けに行くのかと思えば、2、3曲ごとに新曲ミックスで織りまぜて、待ちわびた空白の時間を確実に埋めていく心遣いにアンコールの1曲を聴き終わると、何の心残りも無い、100%満足、大満足。
ホカホカの満たされた身体で外に出ると、会場外の道路に並んだアイドルなみの大量のBrandonのブロマイドに手が延びそうになってしまう。だってやっぱり女なんだもん!と思っていたら、気付いたら男子に囲まれている。んん...我に帰る私。
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余韻に浸りながら見上げた空もアーチ型に広がっていた。もう行きに見た雲は切れている。ひときわ輝く星にひかれ夢を見る。
目の前に並ぶ5人の乗組員が、私を導く。「さて、次はどの星雲へと旅をしますか?INCUBUS号に乗って未知なる星へ」
report by sora and photo by ikesan
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mag files :
illustration report : (04/03/08 @ Nagoya Diamond Hall) : illustration by chika
銀河鉄道の夜 : (04/03/05 @ Zepp Osaka) : review by sora, photo by ikesan
正真正銘!カッコイイ!! : (04/03/05 @ Zepp Osaka) : review by kami, photo by ikesan
photo report : (04/03/05 @ Zepp Osaka) : photo by ikesan
柔らかさと人間味溢れる癒しライヴ : (04/03/03 @ Nippon Budokan) : review by ali, photo by saya38
新しいクラシック・ロック : (04/03/03 @ Nippon Budokan) : review by rad, photo by saya38
photo report : (04/03/03 @ Nippon Budokan) : photo by saya38
Tokyo is beautiful! : (02/03/02 @ ZEPP Tokyo) : review by eri, photo by saya38
オーガニックな地球人バンド : (02/03/02 @ ZEPP Tokyo) : review by mimi, photo by saya38
photo report : (02/03/01 @ ZEPP Tokyo) : photo by saya38
風が吹いた! : (02/02/25 @ ZEPP Osaka) review by uramasa, photo by ikesan
明日何が起ころうとも : (02/02/25 @ ZEPP Osaka) review by ikuyo, photo by ikesan
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