INCUBUS @ Nippon Budokan (3rd Mar '04)
新しいクラシック・ロック - part1 -
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インキュバスが東京でライブをするのは、ちょうど2年前のZEPP TOKYO以来になるだろうか。今回は、個人的には今年出たロック・アルバムでベストになりそうな3年ぶりのニューアルバム、『ア・クロウ・レフト・オブ・ザ・マーダー』をひっさげてのツアーになる。東京公演の会場はあの武道館!そしてアリーナはオール・スタンディング!ということで、俄然気合いを入れて武道館に乗り込んだけれど、ぼくたちプレスのために用意されたのは椅子の席だった。でもアリーナや会場を見渡せる椅子席で、1万人級の会場でプレイするバンドのスケールをしっかりと感じることができた。 |
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客電が落ちると、ステージにはまるでどこかのテーマパークにでもいるような、幻想的なライティングが施される。まだ暗いステージのうえにメンバーがひとりひとり並んでいく。DJキルモアの出すノイズを合図に、マイクがイントロを奏で出す。徐々にボルテージがあがっていき、リミットが振り切れるように一斉にバンドが爆発するイントロ。いきなり"メガロマニアック"だ。このスタートには思わず鳥肌がたってしまう。
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ステージ横一線に並んだ、ドラム、ベース、ボーカル、ギター、そしてDJというバンド編成は、典型的なミクスチャー系のバンドのそれだ。音の厚みや強さを求めるこの手のバンドでは、どうしてもそれぞれの音が埋もれてしまうことが多いが、インキュバスの場合そうはいかない。DJのキルモアは、単なるスクラッチ要員ではなく、サウンド・エフェクトを自在に操って、「ターンテーブルは楽器だ」といわんばかりに主張する。とんでもない手数で叩きまくるドラムのホゼを、余裕でサポートするのが新加入のベースのベン。ハーモニー豊かなベース・プレイに、コーラスにと大車輪の活躍ぶりで、バンドに溶け込むどころか、もはやバンドに欠かせないほどの存在感を見せていた。
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二曲目は"クロウ・レフト・オブ・ザ・マーダー"と、ニューアルバムの流れそのままに駆け抜けていく。始めはハイトーンが出ずに不安を見せたブランドンのボーカルも、"ウォー二ング"ではあの伸びやかさを取り戻している。『メイク・ユアセルフ』からの曲をはさみつつ、新譜からは"アグラフォビア"、"プライスレス"とハードな曲で攻めてくる。ただ、新譜の曲ではどこかバンドの音がばらついて聞こえてしまい、アリーナのスタンディング・ゾーンもなかなかモッシュの嵐とはいかない。新譜は以前よりもぞれぞれのパートが複雑に絡みあう曲が多いので、バンドがこれをモノにするにはまだ時間が必要なんだろう。
photo by saya38 |
mag files :
illustration report : (04/03/08 @ Nagoya Diamond Hall) : illustration by chika
銀河鉄道の夜 : (04/03/05 @ Zepp Osaka) : review by sora, photo by ikesan
正真正銘!カッコイイ!! : (04/03/05 @ Zepp Osaka) : review by kami, photo by ikesan
photo report : (04/03/05 @ Zepp Osaka) : photo by ikesan
柔らかさと人間味溢れる癒しライヴ : (04/03/03 @ Nippon Budokan) : review by ali, photo by saya38
新しいクラシック・ロック : (04/03/03 @ Nippon Budokan) : review by rad, photo by saya38
photo report : (04/03/03 @ Nippon Budokan) : photo by saya38
Tokyo is beautiful! : (02/03/02 @ ZEPP Tokyo) : review by eri, photo by saya38
オーガニックな地球人バンド : (02/03/02 @ ZEPP Tokyo) : review by mimi, photo by saya38
photo report : (02/03/01 @ ZEPP Tokyo) : photo by saya38
風が吹いた! : (02/02/25 @ ZEPP Osaka) review by uramasa, photo by ikesan
明日何が起ころうとも : (02/02/25 @ ZEPP Osaka) review by ikuyo, photo by ikesan
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