JASON MRAZ @ Shibuya O-East(24th Feb '04)
のんびりと、そして伸び伸びと- part1 -

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それはまるで、ジャム・バンドのライヴのようだった。巧みにアレンジを変えたイントロ、間奏は長くどこまでも次の歌いだしまで遊び、エンディングは歌の余韻を引きずったまま鳴り響く。パーカッション、ドラム、キーボード、ベース、ギター、そしてヴォーカルのジェイソン・ムラーズ。CD『WAITING FOR MY ROCKET TO COME』とは、曲の雰囲気がまったく違う、想像を絶する素晴らしいライヴ・パフォーマンス。何よりも、ジェイソンの歌唱力に圧巻、一曲終わるごとに、一人スタンディング・オベーション(の気分)だったのだ。 |
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トレードマークともいえるキャップを深く被り、普通のTシャツに履きふるしたブルージーンズにデッキシューズ。普段着のままステージに登場したジェイソン・ムラーズは、どこから見ても普通の20代のシャイ・ガイだった。関係ないけど、意外に背は高い。会場を埋めた女の子たちの悲鳴ともとれる黄色い歓声。それに慣れていないのか、照れくさそうに笑う。そんな素のジェイソンとは打って変わって、いったん歌い出すとその表情はアーティスト然とした顔に一変する。プログラミングされたように、正確にかき鳴らすギターと伸びやかなヴォーカル。素での小さな声でのMCからは想像できないほどの声量で、天井を突き抜け空高く伸びていく声。すべてに余裕と自信が感じられた。 |

"You and I Both"では、彼の声にホレボレした。ジェイソンに出ない音域はない、歌えないメロディはない、とまで思ってしまったほどだ。高音でもかすれることなく、どんなメロディも一寸のズレもない。それに、あまりに気持ち良過ぎる声なのだ。メロディや歌詞を記憶して歌っているかんじじゃない。ジェイソンが口を開けば、自然とメロディが出てくる。空気中を流れる音符の列が見えるようだった。ギターを弾く指も、ステップを踏む足も、考えて動かしているのではなく、すべてが自然にメロディに乗って動いている。流れるように動いているのだ。
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バンジョーを手にしたジェイソンが奏でるしっとり落ち着いた曲が2曲続き、カントリー・テイスト濃い、のんびりした幕開けとなった。アルバムで聴き慣れたナンバーも、ブルースやカントリー、またレゲエ色強くアレンジされていて、まるで違う曲のように仕上がっている。CDの曲をベースに、一つ一つ色付けされて、味わい深くなり、新しく生まれ変わった曲になってステージ上で披露されていた。
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report by ali and photo by izumikuma |
mag files :
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photo report : (04/2/27 @ Shinsaibashi Club Quattro) : photo by ikesan
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photo report : (04/2/24 @ Shibuya O-East) : photo by izumikuma
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