GHOSTY BLOW @ Sapporo COLONY (22nd Feb '04)
確実なる成長 -- part 2 --
この日初めて聞いた(と思う)"奇想天外"はTACMIのベースを全面に出したミクスチャーラップナンバー。フレーズ一つ一つがシンプルで、いかにも難しそうな曲。SYUN改めSYUNJIも打ち込みのようにミニマルなドラミングに挑戦している。まだまだ改良の余地ありだな、と感じたが、もっともっとライヴをして行くことで問題は改善されるだろう。むしろJohnのギターに偏って音楽性が単調になっていってしまう事を考えれば、素晴らしい進化だ。挑戦したいという欲求がある限り、成長が止まることはない。
一方、次の"スパイシーミート"。こちらはヴォーカルにとって難しそうな曲。ウッドベースも登場し、やたらとグルーヴィーだ。レゲエっぽさや南国テイストも感じさせ、なぜか異様に90年代っぽいミドルナンバー。攻撃一辺倒では通用せず、表現力を要求されるこの曲に、KOUSUKEからも強い挑戦欲を感じた。それにしても彼の声は不思議だ。ヴォーカリストとしては、そこまで上手い訳ではない。声にはエフェクトも全く掛かっていないし、わざとらしくノドを震わせているわけでもない。感情表現だってまだまだだ。なのに声に異常な深みがある。これは人に習ってできるものではない。 |
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中盤を過ぎて演奏されたのは"OPEN SESAMI"。観客はもう完全にハイだ。盛り上げ専用みたいなアッパーでポップなナンバーだが、この曲でのGHOSTY BLOWは普通に凄い。6人もの人数がいながら、「音の数」だけで勝負していない。きちんと抑えるところは抑え、気持ちいいグルーヴを作る事に務めている。前回もやった"ソウイフ手ニワタシハナリタイ"。チョッパーベースが耳に残るオルタナ&ミクスチャーナンバー。そして"Fire bugs"。これも完成度の高い曲だ。"OPEN SESAMI"を聞いていた時も思ったのだが、やればやっただけ彼らの曲は良くなって行く。熟成されていることは結果が示している。余計なお世話だろうけど、もっと沢山のライヴをやるべきだ。
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アンコールは"Lolly Pop"。この日再三KOUSUKEがオーディエンスに向けて言っていた「上へ行こうぜ」という台詞が印象に残った。何よりこの言葉を投げ掛けたいのは自分達自身だろう。も彼等はこれから、全国へ羽ばたく。
さて、酷評を期待された割にはずいぶん褒めちぎりの原稿になってしまった。無念。別に無念じゃないか。と言うわけで、一つだけ厳しい意見を言わせてもらいたい。それはMC。はっきり言って、今一つ面白くない。音楽がよければ良いと言う人もいるのだろうが、せっかくキャラ立ちしてるメンバーが6人もいるんだから、生かさないのは勿体無いと思う。そうそう、6人で思い出した。GHOSTYにはあのステージは小さすぎる。早くビッグになって、もっと大きいステージで暴れまくって欲しい。期待してます。 |
reported by shuma and photo by q_ta
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確実なる成長 : report by shuma, photo by q_ta (04/02/22 @ Sapporo COLONY)
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