AlayaVijana @ Shibuya Club Quattro (20th Feb.'04)
熱帯雨林、そして野生のUAがクアトロに - part 2 -
それにしてもこの錚々たる面子が紡ぐ音の不思議はどうだ。本来、シタールとタブラのタッグはそれだけで圧倒的な存在感を持つシロモノでありそこにさらに楽器を加える必要など無いはずだ。しかしそこにアナログシンセとエレキギターに加え、ドラムセットを二台も置く。「もうやり過ぎ」とすら思ってしまうようなこれらが縦横無尽に行き交うアンサンブルは、音の広がりを見せながら安定感がありこの狭いライヴハウスの中で大自然を描いている。
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さらに特筆すべきはマイクを取るUAである。ダブやエレクトロニカ、ロックにハウスと数多ある音楽ジャンルに違和感無く溶け込んでは、サラッとその曲たちに命を吹き込む人と音楽との通訳のような存在の彼女が、時折リバーブやディレイの助けを借りてチンパンジーやアマゾンの鳥たちの泣き声、また赤ん坊の産声のような音を発してタブラとシタール、またエレキギターやアナログシンセサイザーという強烈な個性を持った楽器達にも引けを取らず、同じ世界観の創造に一役買っている。後ろから照明を受け、歌いながら水槽の水を弄ぶ彼女の姿には神々しさすら感じてしまった。 |
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「神秘を詠う男」こと灰野敬二、そしてインド・アラブ系音楽ライターのサラーム海上を前座に迎えた、asa-chang&巡礼やPsychobaba(Saico Babu)、NUTRONのメンバーらで構成されているユニットのライヴ...なんて分かる人が聞けばもうこの日の内容なんて「パンクのイベント」と同じ位に想像できるようなものだろう。もっと意地の悪いことを言えば、今日はUAがクアトロに出演するイベントを3500円で楽しめるとも言えるかもしれない。開始前そんなことを考えていたはずなのに、今こうしてキーを叩いている間もなかなか夢見心地から抜けきれない。
report by ryoji photo by keco
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photo report : photo by ikesan (04/02/24 @Shinsaibashi Club Quattro)
熱帯雨林、そして野生のUAがクアトロに : review by ryoji, photo by keco (04/02/20 @Shibuya Club Quattro)
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