ZAZEN BOYS @ Shibuya AX (20th Feb '04)
未知との遭遇
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BOYSのライブは「昨日RADIOHEAD行った?」の言葉がいたる所で挨拶代わりとなっていた。ファン層がかぶってるのは音にリンクする部分があるのか、それとも万単位のオーディエンスを集めるバンドだから、その中の一部がたまたまZAZENも好きなのかさえわからずにいた。俺行ってねーどころか知らんかったし、ちょい場違いか? とか思いながらも、JUDEやTMGEのシャツを着た連中もけっこう多くて(そっちはツボなので)だんだんと期待感が膨らんでいった。
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今時珍しく定時に始まったライブは、ギターを持たない無戒が「繰り返される諸行無常、蘇る性的衝動」とラップでまくしたてながら身振り手振りまでも披露し、ヒップホップ気取りで始まった。無戒秀徳との遭遇、それがラップだった。だが、ラップとなったのは独特でひねくれた歌詞世界があまりにも膨らんでしまい、「歌う」ことでは一曲に収まらなかった結果だと思う。文学的な部分もあるにはあるが、ただただお気に入りの言葉を叫びたいだけのような気もする。今のところは、前述した歌詞と「マツリスタジオからマツリセッションをへて、ここに来ましたZAZEN BOYSです」の言葉が彼のお気に入りらしい。聴衆は、つかみ所のない言葉の羅列に酔っぱらい、笑い、喜ぶ。MCもしかり、劇団ひとりをかるく越えるエンターテイナーがそこにいるんだからね。
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そんな活字の世界を支えるのは、メタリックな質感のリフであり、耳や目とかで堪能するよりも、鋭利な刃物に変化して皮膚に突き刺さるような、いわば皮膚感覚に訴えかける音だ。そこにどこか懐かしさを憶えるメロをねじ込むことで、心地よい矛盾が生まれていた。時にはしゃっくりのように音を短く切り、予想不可能な展開に持ち込む。コール&レスポンスの状態も、習字でいう「はね、とめ、はらい」がしっかりできたバンドによって自然と作り上げられていたようで、待ってました、感が皆無だった。ひょっとしたら、最初のラップで披露した「SAY〜HO(SAY〜HO)、ZAZEN BO〜YS(ZAZEN BO〜YS)」の掛け合いが効いていたのかもしれない。
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この日のライブはとんでもなく良かった、と常連の友人は言う。いやいや、初めての俺でもめちゃめちゃ楽しかったぞ! とりあえず、ナンバガから聞いてみましょうかね。
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report by taiki and photo by q_ta
なお、ZAZEN BOYSの写真は2/14の札幌公演を撮影したものです。
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mag files :
未知との遭遇 : (04/02/20 @ Shibuya AX) : review by taiki, photo by q_ta
冷凍都市サッポロに凱旋 : (04/02/14 @ Sapporo BESSIE HALL) : review by ysmz ,photo by q_ta
NUMBER GIRL at 心斎橋クアトロ : (00/07/25 @ Shibuya Quatoro) : report by 小谷育代
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