buttonMONG-HANG @ 吉祥寺STAR PINE'S CAFE (18th Feb '04)

ヒューモアとしてのプログレッシヴ・ロック - part 1 -


MONG-HANG
 前回のレポートから5ヵ月、モンハンが帰ってきた。ギター&キーボードとパーカッションが脱退したのだけど、新たなメンバーが入ったとのことで、目撃しなければならない。吉祥寺のスターパインズ・カフェに向かったのである。この日は、新宿ロフトで東京ピンサロックス、初台DOORSでインビシブルマンズデスベッド+あがた森魚と、まるで、レッドマーキーとグリーンとフィールド・オブ・ヘヴンとで観たいバンドがカブっているような状況なわけです。体が一つなのが恨めしい。

 この日一番目に出てきたのはNovo Tempo。フルートとiBookとパーカッションとギターという編成の4人組だ。打ち込みのリズムとサンプリングされループしている音をバックに、それぞれが生音を加える。パーカッションはオーガニックなグルーブを、フルートは柔らかみを、そしてギターはセミアコでエフェクターを通さない音で気持ちがいい。音響系+ジャズ+エレクトロニカでちょっとアンビエントという感じ。
 で、いよいよモンハン。一気にフロアにお客さんが増えて、期待が高まっていく。メンバーの行列がフロアのお客さんの間を通ってステージへ。いつもの白装束、ヴォーカルの「バ」は頭に葉っぱや羽根を付けて、ベースのケイタイモ・ウジャ・ビンビンは弁髪で首長族、スチールドラムを含むパーカッションは顔を銀塗り、そしてドラマー、新メンバーのギターはフライングVを抱え、スキンヘッドで空手家のようないいガタイだ。もう一人の新メンバーは女の人で帽子の上に小さい鳩のフィギュアでキーボード、フルート、パーカッション、木琴(鉄琴?)とマルチプレイヤーだった。

 いきなり狂って壊れたロックンロールをぶちかます。ヴォーカルは何語か分からない意味不明の言葉を撒き散らす。そして、ピタっと演奏も体の動きも止めて1分間くらい静止する。フロアからは笑いが沸き起こる。
MONG-HANG
MONG-HANG 1曲終わったところで、ケイタイモ・ウジャ・ビンビンが素で苦笑いしながら慌てて楽屋に行って新たなベースを手に戻ってくる。「バ」は腕時計を指す仕草をしながら注意する。これもまた笑い。新しく入ったギタリストはフライングVが物語るようにメタルというかハードロックが入ったようなトーンを出しながらも、ファンクなカッティングも出来る。全体的にはハードになってきた感じかな。新メンバーの女性のフルートの導入やヴォーカルのソロなど、復活といっても前の編成のときの音をそのまま再現するのではなく、新メンバーの持ち味を生かしつつMONG-HANGのイメージは変わらない。「こう来たのか!」と新鮮な衝撃を受けつつ、MONG-HANGが戻ってきたことをフロアのお客さんが喜んでいるという素晴らしいライヴだった。
report by nob and photo by nachi

buttonmag files :
buttonヒューモアとしてのプログレッシヴ・ロック : review by nob, photo by nachi (04/02/18 @ Kichijoji Star Pine's Cafe)
buttonphoto report : photo by nachi (04/02/18 @ Kichijoji Star Pine's Cafe)
button初体験... : review by aihama, photo by nachi (03/09/21 @ Aoyama CAY)
button白装束集団 : review by nob, photo by nachi (03/09/21 @ Aoyama CAY)
buttonphoto report : photo by nachi (03/09/21 @ Aoyama CAY)

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