farrah vs monastir @ Shinsaibashi Club Quattro (15th Feb '04)
10本指の初恋 - part1 -
先日飲み過ぎたお酒がまだ抜けきらないまま今日の日が暮れる。そんな1日は何もしないで映画なんかゆっくり楽しみたい。下調べも無しにフラリと街の映画館に入り、お客もまばらな座席に座る。そんな時程、人生10本の指に入る程の名作に出会えたりするもんで...
てな具合にいつものライブハウスのいつもの立ち位置で、赤いお揃い5人組うち女性1人と、女性1人男性3人の4人組、どちらも来日公演は初めてらしい...位のノーマークなアバウト資料館の頭で突っ立っていた。
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誰もいないステージはスッキリしていて、使う物だけ最小限に置いてある涼しげな感じ。まずはmonastir!彼らの熱とお揃いのTシャツで一気にステージは赤くその表情を変える。いきなりライブはスタートし、力強くキーボードの前に立った紅一点のファニーちゃんは、まず...踊りだした。えっ〜!?とファニーちゃんに釘付けになったそのとき、次はキーボードのマイクを片手でガシッと掴みコーラス!!えっ〜!!??歌ってるのと叫んでいるのとの微妙な狭間で悪戯っ子がはしゃいでいるよう。いつ?キーボードは!?と突っ込みかけたころ目視で3オクターブ位のそれを弾き出したその音は、ガレージ色の強いアップビートなメロディーを生き生き柔らかくする不思議な存在感。彼女に吸い寄せられるようにフロアに向かうと目の前の彼女は、細い指で鍵盤を弾き、歌い、踊り...いや、踊り・歌い・弾きをピョンピョン跳ねながら繰り返す。彼女から離れば離れるほど、その存在感は大きくなる不思議はまさに彼女そのもの。ハイスクールのしがない男子ボーリング部4人組になぜか専属チアガール1人といった感じの、体育会系でもない微妙な疾走感に気が付けばのめり込んでしまった。 |
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1曲終わるごとに、アリガト!の言葉と、結婚式のスピーチに初めて立つ同級生のようにウッウン!!と喉を整えることを繰り返し、こっちにお尻を向けメンバーで次なんだったっけ??的な相談と、少々の落ち着きの無さは愛嬌で、お客さんとジャンプジャンプ!ビートに合わせて手を叩きましょ〜と一体感で遊び、ラスト1曲!と言いながら、終わったしりから、もう1曲やっていいですか〜?と最後まで笑わせてくれる。ガレージ系とかパワーポップとかギターポップとか、そんな、誰かがくくりつけたような枠を越えたビートが彼らのライブには溢れていた。
ここでしか味わえない1度っきりの生もの。足を運んだ人にしか味わえないこの上ないおやつ...これが止められない。フロアに笑いと楽しさを残したまま彼らがステージから降りた後、たまらなくなって入口の物販に駆け寄ったが、ライブ終了後販売し
ます...という貼紙に待ったをかけられた。
まっもう1組あるし!でも正直今日はもう満足なんだけどな〜という思いでいっぱ
いの私に、実はその後更に満足満腹のデイッシュが待っているとは露知らず、空腹を
ブーたれる私。
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mag files :
10本指の初恋 : (04/02/15 @ Shinsaibashi Club Quattro) : review by sora, photo by ikesan
宝探し、大成功!! : (04/02/15 @ Shinsaibashi Club Quattro) : review by kami, photo by ikesan
photo report : (04/02/15 @ Shinsaibashi Club Quattro) : photo by ikesan
ポップ2色盛り : (04/02/12 @ Shibuya Club Quattro) : review, rad and photo by keco
photo report : (04/02/12 @ Shibuya Club Quattro) : photo by keco
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