JET @ Shinsaibashi Club Quattro (7th Feb '04)
痛快!ロックンロール泥棒ここにあり!! - part 2 -
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暗転になり、メンバーは各々の楽器のチェックに入る。そこでタンバリンのシャリン!という音がした。観客から大歓声が上がる。ついにくるのか...くるのか...さ〜...さ〜...さ〜〜...ドッカ〜ン!ベースの音が床の下から足の裏に響いてくる。身体中の血がザワザワと騒ぎだした..."Are You Gonna Be My Girl"だ〜っ!いや〜これでしょう?これがロックンロールっしょ?!ナイフで身を切り裂かれたようなシャープな戦慄の感情とヘビーなギターリフと機関銃の音のように頭に攻め込むスネアドラムのビートの絡まり具合...これを体験できたなら、ニックが間違えて観客に向けて自信満々に「Thank You! NAGOYA!」って言ったって(ちなみに他のメンバーから一斉に「OSAKAやん!」と突っ込まれていたのが実に大阪的でおもしろかった...マークからは頭を叩かれたりしてノリの悪い若手漫才を観ているようだった...笑)許してしまうぞ〜っ!
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バンドにとってライヴとは、それこそ絶対的な説得力を持つもので、仮にそれがチープなものであれば私は、そのバンドをたとえどんなことがあっても認めることはしない!そんな中でJETは、堂々たる説得力、確実にカッコいい!を証明してくれたのだ。それだけに彼らが、影響を受けてきたバンドたちへのリスペクトや、現状のミュージック・カルチャーへの露骨な批判("Rollover DJ"やRadio Song"のような...)もすべて、ROCKというあたり前のスピリッツの上で正当化してしまえる...何もわかってないようなフリをして、飄々とやってのけるJET。実はオマエら結構ROCKの優等生やろ...?!きっと彼らから21世紀のROCKは増殖して行くのである...
夜のミナミの派手なネオンの中、私の頭の中では"Are You Gonna Be My Girl(Live at Shinsaibashi Club Quattro)"が、躍動感いっぱいにループし流れ続けた...
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本編ラストは"Take It Or Leave It"さ〜これからっ!って観客のテンションは上りきっている。心の中の満足という画面の中に少しずつ完了というキーをクリックしていく...だけどこんなもんじゃない!まだまだ...といった受け止める体勢を維持しつつ...しかしそんな気持ちとは裏腹に終了...アンコール待機のキーをクリックだ。
アンコールは兄ニックがアコギを手に、そして弟クリスがヴォーカル。そう演歌界最強の兄弟ユニット、ぴんから兄弟を思わせる編成での登場である。「俺だって歌うんだ!俺のほうが兄より実は上手いんだぜ!」とも言わんばかりすっかり浸って朗々と歌い上げるその様は、本編のセットとは明らかに異なるクール・ダウン状態でこれもまた居心地がいい...しかし、それが終わってからは、またもやドラムセットに戻り、クリスは、キース・ムーン(the WHOのDs)ばりのワイルドなビートをたたき出した...

report by kuniko photo by ikesan |
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