Howe Gelb @ Shibuya Gabowl (7th Feb '04)
HOWE HOW? - part 2 -
■HOWE GELB
おまたせしました、ハウ・ゲルブ! ステージへと向かう彼の背中を押すように、やんややんやの拍手喝采が巻き起こった。なにやらもそもそつぶやいて、CDプレイヤーをポン、と再生する。へぇ、自分でSEかけるのか、と思ったのとほぼ同時に、プッシー・ガロアのような爆音が流れ出し「カモン!、カモン!!、カモン!!!、カモーン!!!!」と女の声が響きわたった。キーボードのチャンネルはパーカッションが選択されていて、ギターの舳先でチョンチョン、「チン、トン、カン、ガシャーン」と独自の世界を造り上げていく。
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「時差ボケでつらい」とは言っていたが、クリームの "SUNSHINE OF YOUR LOVE"のリフの歪みっぷりは、そんなことまったく感じさせなかったし、ヴァースで呟き、コーラスで声を1オクターヴ上げてのシャウトは、ニルヴァーナの "SMELLS LIKE TEEN SPILIT" の雰囲気をもっていた。もっとも、俺がニルヴァーナっぽいと思った音は、名前ぐらいは知っている、LAで活躍したパンクバンド「X」の音をイメージしていたらしいのだが。 |
自然と自分のなかにあったキャレキシコやジャイアント・サンドのイメージが、砂漠の砂嵐によってはるか彼方に飛ばされてしまい「何じゃ、これ!?」という思いにだんだんシフトしてしまった。ホント、常識がまったく通用しないハウ・ゲルブには大いに笑わせてもらった。見た感じ酔っぱらっているでもないし、やる気がないわけでもない。仕事量はキャリフォンに負けず劣らず多そうだし。また、マイクがニ本用意されており、一方はノーマルな声を届け、もう一方はリヴァーヴ、ディストーション何でもござれで、トーキー・マイクとでも言おうか、すべてひっくるめて、濃ゆーいおっさんの遊び心を堪能してしまった。
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| ライブでのCDプレイヤーは欠かせないらしく、ことあるごとに様々な楽曲(時にはセリフ)を使用して、自分色に染めていく。アドリブでキーボードやギターを被せ、一曲でもオリジナルをやったのか疑ってしまうほどだった。マイルス・デイヴィスのゆったりとタバコをくゆらすのが似合うメロにも、恐れずノイズをぶちまけて、やはり「HOWE HOW?」みたいな気にさせる。また、おもむろに「1000円で買った!」というクシを取り出して、無造作ヘアを取り繕うただの寝ぐせを直すのかと思いきや、カポタストのようにネック部分に取り付けて、ブルーズっぽいリフを弾く。音が止んでは、低い声で「One-Thousand Yen!」…(爆)。この壊れっぷり、意味不明だが大好きだ。 |
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アンコールはキャリフォンとのセッションで、ある年齢以上の日本人には雪村いづみがカバーしたことでよく知られている、"テネシー・ワルツ" を披露した。真面目にぶっ飛んだライブ、というものを体験したいい夜だった。
report by taiki and photo by hanasan
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ハウ・ゲルブ&キャリフォン ジャパン・ツアー2004
■2月7日(土) 東京 渋谷ガボウル(03-3499-6077)
open 6:30pm / start 7:00pm
¥3.000 (adv.) / ¥3.300 (door) w/1drink
■2月8日(日) 浜松 セコンド(053-455-3530)
open 8:00pm / start 9:30pm
¥2.700 (adv.) / ¥3.200 (door) w/1drink
■2月9日(月) 名古屋 得三(052-733-3709)
w/ 6 EYES
open 6:00pm / start 7:00pm
¥3.000 (adv.) / ¥3.300 (door)
■2月10日(火) 福岡 ROOMS(092-751-0075)
w/ 倉地久美夫
open 7:00pm / start 7:30pm
¥3.000 (adv.) / ¥3.500 (door)
■2月12日(木) 京都 カフェ・アンデパンダン(075-255-4312)
w/ オクノ修
open 6:30pm / start 7:00pm ¥3.000 (adv.) / ¥3.500 (door) w/1drink
■2月13日(金) 東京 渋谷ネスト(03-3462-4420)
w/ 玉川裕高 新バンド
open 6:30pm / start 7:00pm
¥3.000 (adv.) / ¥3.300 (door)
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