FRONT CHAPTER VOL.2 featuring DJ BAKU, THA BLUE HERB, NUMB and BOOM BOOM SATELLITES @ Shibuya Club Quattro (24th Dec '03)
「コンピュータが作った音」なんて存在しない - part2 -
| エレクトロニカ〜ブレイクビーツをノートパソコンでプレイするNUMBを経て、ブンブンサテライツが登場。自分は6月の岩盤ナイト、7月のフジロック、8月のメタモルフォーゼ以来のブンブンである。今年観たブンブンはどれも素晴らしかったけど、特にメタモルフォーゼはロックの激しさとダンスの楽しさが合体して今までにない笑顔のブンブンという奇跡だったのだ。それから4ヶ月、どのように進化したのだろうか。 |
| まず目に入ったのが、うわっ、中野の髪が伸びてる、川島がピート・タウンゼントみたいに腕をぶん回しながらギターを弾くのか!とさらにロッカーになってきた感じがする。基本的には中野のiBookなどの機材から出た音をドラムとギターの生音を加えるのは変わらないけど、より生々しくなっている。楽しんでいるということが音の一つ一つから伝わってくるのだ。今年観たライヴはどれもテンションが高く、その締め括りがこの日のライヴなのだと思う。"YOUR REALITYS' A FANTASY BUT YOUR FANTASY IS KILLING ME"と"LIGHT MY FIRE"が解体されて一つの流れの中に置かれたり、"DRESS LIKE AN ANGEL"の「ジャーッ、ジャ!」というイントロの重さに驚かされるなど、どれも素晴らしい。 |
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彼らはコンピュータの音に躍動感と生命を注ぎ込んでいるのだ。いや、そのコンピュータを作るのもヒトなら、プログラミングするのもサンプリングするのもヒトなわけだから、どの音も元々は人間が作ったもので「コンピュータが作った音」なんて存在しないのだ。ブンブン・サテライツの最近の充実ぶりは、そんな事実を今一度気付かせるのだ。 |

アンコールに応えて2曲目"FOGBOUND"のクライマックスに差し掛かるとき、唐突に音が途切れて中野が「シマッタ」という仕種をして苦笑い。ミスなのか、機材トラブルだったのか。川島も苦笑いしながら、お客さんに感謝して去っていった。メタモルフォーゼの満足した笑顔も良かったけど、この苦笑いもブンブンの一面を垣間見せてくれて貴重な体験になった。
report by nob and photo by hiroqui |
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