Robert Randolph and The Family Band @ Shinjuku Liquid Room (9th Dec '03)
なんでもありで何処までやれる? - part1 -
| 確実に音楽はジャンルで括れなくなってきている。とくにロックミュージックは、他の音楽の要素を取り入れたがる傾向が強いので収拾がつかない。その中でも、「ミクスチャー」「クロスオーバー」と呼ばれるジャンルは、そもそも"ごちゃまぜ"という意味をもっているので、むちゃくちゃになるのも当然かも知れない。今年のフジロックで大活躍だったEL GRAN SILENCIOなんかは、ほんとにジャンルでいったらどこに入るのかわからない。だからミクスチャーって言われる。ミクスチャーというジャンルは逃げ道になっているのか?こんな風に、イイ音楽を枠にはめこむ作業に限界が見えてきたように思える。そこで現れたのが、今日の主役ロバート・ランドルフ&ザ・ファミリーバンドだ。 |
このバンドの特徴は、なんといってもペダル・スティール・ギターだ。バンドの中心人物ロバート・ランドルフが演奏するのだが、この楽器、座って演奏するものなので、彼がどれだけ我慢して座っていられるかというところを少し注目してみようと思った。というのも、ライブ盤の方のCDを聴く限りでは、絶対に立ち上がっては暴れまわっている様子が目に浮かぶからだ。スティールギターという楽器を演奏している姿を見たことがなかったので、楽しみでしょうがない。どんなパフォーマンスを見せてくれることやら…
ジャパンツアー初日は新宿リキッドルーム。ライブが始まったころには結構ひとが入っていることに、失礼な話だが正直驚いた。新しいバンドでほとんど無名に近いと思いきや、面白い音楽を嗅ぎつける人たちにとって、このバンドの匂いは相当に強烈なものだったのだろう。 |
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会場が暗転し、メンバーが現れると大きな歓声があがった。ステージには、僕にとって未知の楽器スティールギターがセットされている。ロバート・ランドルフは見るからにファンキー。彼がギターの前に座り、音が聴こえてくる。ブルージーで、スライドの音が空間的に広がり、響く。とってもキレイな音だ。それに加え、跳ねるようなノコギリ音がむちゃくちゃ楽しい。なんて素晴らしい楽器なんだ!ペダルは楽器としてどんな影響があるのか僕には聴き取れなかったけど、ズカズカとペダルを踏んでリズムをとっている姿がビジュアル的に観る者のテンションを上げているようだ。
そして、はやくも彼はスタンディングした。やっぱりね。立ち上がってしまえばステージ上は彼の独壇場。ギターそっちのけで踊る踊る。挙句の果てには椅子の上にのぼりギターに足を乗っけて決めポーズ☆もうこのあたりからステージ上も観客もボルテージ上がりっぱなし状態に突入した。 |
report by toddy and photo by hanasan |
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mag files :
音楽という幸福に平等に満たされた夜... (03/12/12 @ Shinsaibashi Quattro) : review by kami, photo by ikesan
んんっ!? スティール・ギター!? (03/12/12 @ Shinsaibashi Quattro) : review by yohsuke, photo by ikesan
photo report (03/12/11 @ Nagoya Club Quattro) : photo by hanasan
大っきくてウマい (03/12/10 @ Shinjuku Liquid Room) : review by rad, photo by nachi
photo report (03/12/10 @ Shinjuku Liquid Room) : photo by nachi
Sliding into the future (03/12/9 @ Shinjuku Liquid Room) : review by donald, photo by hanasan
なんでもありで何処までやれる? (03/12/9 @ Shinjuku Liquid Room) : review by toddy, photo by hanasan
photo report (03/12/9 @ Shinjuku Liquid Room) : photo by hanasan
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