D4 @Shinsaibashi Quattro (8th Dec '03)
ROCKとは何?.........やっぱりこれでいいんだ! -part1 -
ROCK?これは何ぞや?自分の中でROCKというものの定義付けを好んでやっていた時代もあったのだが...何やら全体像が見えてこない!「いいじゃん!ROCKなんだから...?」といったってそんな軽い言葉で逃げたくは無いし...あ〜頭を突き刺すROCKの4文字!何なんじゃコイツは...?しかし...
そんな重い気持ちでライブに足を運んだ私は、この日のライブから何かを感じようとか、そんなことはもうどうでもいい!勝か負けるか...生きるか死ぬか...巌流島の決闘!武蔵と小次郎...も〜とにかくはっきりしたかったのである!ROCKとは何? |
しかし...あ〜大袈裟に考えたのが馬鹿らしかった...何だよ〜俺は!?そして何だよ〜コイツら!the D4!先に言うが完敗である!さっき言ったことで言えば、勝か負けるかでいったら、負け!生きるか死ぬかでいったら、も〜死んじまえっ!て罵倒された感じである...
さてこのthe D4。97年ニュージーランドのオークランド郊外のノース・ショア出身の4人組。Jimmy Christmas(Vo&G)コイツのもみあげはスゴイ!Dion(Vo&G)コイツはず〜っとイチビリながら観客に攻撃してくるその生意気さがたまらない!Vaughan(B)は、
とにかくクールな笑顔が愛らしい10頭身男、Beaver(Ds)は茶目っ気いっぱいのワイルドな半裸野郎!しかし、コイツは何度「FUCK!」の言葉を発したことか...(笑) |
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今年の4月にリリースしたアルバム『6 TWENTY』。この熱さ全快のスーパーロックンロール・アルバムからこの日のライブの1曲目に選ばれたのは"LADIES MAN"あの抜けるようなスネアの音。単調なギターリフ。規則的なベースのビート...あっ!これはあのTHE CLASH"LONDON CALLING"を初めて聴いた時の衝撃にも似た...あ〜たまらん!私は、いきなりハートをわし掴みされてしまったのだ!その後は、まったくその手を離さない!ブルンブルンと振り回しやがる...しかも観客は、飛び跳ね乗りまくり...それを見ていると自分まで勝手に身体が揺れてくる...頭の中にあったROCKの勝手な定義が鱗のようにボロボロとはがれ落ち、知らぬ間に頭の中は真っ白状態に...するとハートを掴んでいた手をはずしたthe D4。そこからは、馬鹿に与える点滴を勢い良く注入される...効いてきたな...心と身体が軽くなってきた...
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report by kami and photo by ikesan |
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