| ブラック・ボトム・ブラス・バンドは間違いなく、ライブ・バンドだ。しかし、彼らは、2時間以上も完璧な演奏を繰り広げ、こちらを圧倒するわけではない。その代わり、その魔法のような時間のあとには、止まっていた足が動きだし、忘れていた笑顔が戻り、肩こりが治っている。これから書くのは、あの夜の出来事のほんの一部。今からライブの予定をチェックする方がいいかもしれない。 |
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この日の会場のBYGは、あやしくも活気のある、渋谷の風俗街のなかにあった。老舗のロック喫茶ということは聞いていたのだが、扉をあけて、いきなり出迎えてくれたのが、所狭しとディスプレイされたニール・ヤングの名盤(もちろんアナログね)の数々だ。おそらく何度もレコードを出し入れしているうちにこうなったんだろう、レコードを取り出すところがボロっとしたところからも、この店の歴史と、音楽への愛情を感じる。 地下のライブ会場の準備ができるまで、一階のバー・スペースでしばし待機。ここの雰囲気がまた抜群なのだ。落書きでいっぱいの古ぼけた木の壁に、スピーカーからのレコードの音が響いてくる。薄暗い明かりの下でゆっくりと、お酒とおしゃべりを楽しんでいる人たち。ああ、日本にこんなところがあったんだ、とちょっと感激してしまった。 |
| 地下にあるステージの広さは、それこそ猫の額ほど。ほんとにここで、ブラス・バンドが演奏できるの?ってぐらいの広さだ。しかも、一番前の席と、ステージは数十センチしか離れていない。柵なんてものはもちろんないし、それこそミュージシャンのちょっとした仕草や、息づかいが感じられる距離だ。 | ![]() |
report by rad photo by hanasan *なお、写真は5月27日にこのレポートと同じ会場、B.Y.Gで撮影したものを使用しています。 |
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BLACK BOTTOM BRASS BAND http://www.j-welnet.com/bbbb/ The Latest Album; ![]() 『Happy Rush!』(VICL - 61192) Victor Entertainment |
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