The White Stripes with WHIRLWIND HEAT @ 渋谷AX (21st Oct '03)
- ヘンゼルとグレーテルは魔女を焼く - part2 -
あの3人が余りに愉しかったせいもあり、次へのセッティング時間が異常に長い。
運び込まれたMEGの赤が基調のドラムセット。光沢のある砂糖菓子。例の縞模様。隣り合わせた女の子のキャンディーの香りと重なって不思議な気分になる。それが溶けてしばらく経ってもまだ出てこない。イライラする時間。
ジラすだけジラして現れたWHITE姉弟は赤と黒のピッタリとしたシンプルながらも妖しい衣装に身を包み、それぞれ異なる類いのセクシャリティーを噴き出させていた。
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二人はパートナーであり/共犯者であり/雄牛と女闘牛士のようでであり/悪魔と無知な乙女のようであり/少年と母性的な存在であり.... その瞬間で、互いの関係を変化させていく。
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細部まで赤、黒、僅かに白。赤いキャンディーに囲まれた可憐なドラマー、MEGの少女性がどの辺りまで演技で、な、い、か、という先入観抜きでも充分ないかがわしさも観るものを惹き付ける。
JACKの声は怒りを秘めた曲では裂くように鋭く、"Jolene"では何処までも切なく、"We're Going to be Friens"では無垢で。
二人だけのステージ、楽器数が減るっていうのにCDよりも遥かに強く響いてくる。 |
ラストはわたしが初めて「やられた」と感じたナンバー、"Seven Naition Army"で括られた。全てを終えた二人は手を繋いで並び、そして去っていく。隙無くロックスター、JACK WHITEとMEG WHITEを演じ切って。
ガレージ・ロック・シーンは静観を貫いてやろうと思っていたのにJACKがその先も見ずに捨てるかのように投げたピックが本気で欲しかった。あれだけ2ndに惚れ込み、ライヴも凄く良かったTHE COOPER TEMPLE CLAUSEを表現するのに詰まりまくったのに今回はザラザラと零れてくる。 |
report by chihiro and photo by izumikuma |
悔しいけれど最高
フェイクのようで本物
お菓子の家で魔女を殺し、被害者から加害者へと転じた、したたかで、残酷で、それでもイノセントなヘンゼルとグレーテル。
その策略にどっぷり嵌められてみるのも愉しい。 |
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chihiro's works
2003
sorry, not ready yet...
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