| ガツンとナマ音を喰らって、パッと思い浮かべた時代は幕末だった。何でかはわからないが、そうなったもんはしょうがない。今はステージに夢中だから、ごく自然な流れで問題は先送り。ライブが終わって黒酢ラーメンなるものをすすっていたら、やっとその意味がわかってきた。リボルバー式のピストル(アルバム『デカダンス・ピエロ』裏ジャケ参照)が日本に入ってきた時代。古いカルチャーと新しいカルチャーがぶつかって弱いものが淘汰されていくことが普通であり、何もかもが戦いの時代だ。あえて戦いの中に身を投じ、ジャズというチョンマゲにこだわらず、まっ先にザンギリ頭となってロックの8ビートを打つ。この闘争心溢れるジャズを、名前にならって「勝手に」ザンギリ・ジャズと命名させていただきます。 | ![]() |
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良いライブってだいたいこうなるのね、ライブ終了直後は「ガーッ」とか「ドカンッ」とかいう擬音語しか出てこなくて、一息ついた時にあれはどうだった、こうだったという議論がやっとできるようになる。だから、まだ興奮が抜けきれてない時にマネージャーさんと話す機会が突然訪れて、とっさに口をついて出た言葉が「東京出てきて良かった」という訳がわからないものだった。 恐ろしく速い時間の流れって知ってるか? 知らないだろう。俺はこの日クワトロで体験した。伊達男がたてつづけに演奏した曲は全部で19曲。それでも少ない、終わるのが速すぎると思ったから、力いっぱい拍手した。いつまでも鳴り止まない拍手にもかかわらず、彼らが再び姿をあらわすことはなかった。ライブ直後のバックステージで伊達男はこう言った。「アンコールのための余力は残さない」おぉ、そんな生き方もあるんや、俺もこんなカッコイイことツルッと言うてみたいと思ってしまった。 |
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