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トーレ・ヨハンソンやカーディガンズの人気とともにスカンジナヴィアン・ポップ・ミュージックは数年前から注目され、アバの再ブームを見てもわかるように日本でもすっかりその人気を定着させている。けれど、そうした現状とは全く関係なく私は20年前からの「北欧びいき」なのだ。 10年ほど前、magnet の出身地であるノルウェー(もちろんベルゲンにも)を含む北欧を旅した。スカンジナビア諸国は想像以上に素晴らしいところだった。もともとスカンジナヴィアン・ミュージックはヴァイオリン、アコーディオン、ポルカなどが入った各地の地域性・民族性を反映した音楽があり、それらはもの悲しさを表現するには実にしっくりくるサウンドである。 森と妖精、海とヴァイキング―――神話の国からやってきた magnet こと Even Johansen は、そうした土着の音楽性とアメリカン・ルーツミュージックを彼なりのやり方で融合し、繊細でいてどこか土臭さの残る心地良い歌声で独特のサウンドを届けてくれた。ほんの一時間弱のライヴに満足できるはずもなく、アンコールを求める拍手が続いていた。 |
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photo & comment by mari ![]()
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magnet is; - http://www.sonymusic.co.jp/Music/ International/Arch/SR/Magnet/ |