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まずはセカンドステージのトップバッターだったフューチャーヘッズ。グラストンバリーで彼らを観て以来、すっかり追っかけになってしまい、これでライブを観るのは四回目である。この日は午前のステージとはいえ、大舞台ということでかなり気合が入っていた様子。なにせ、ギタリストがいつも激しい動きでライブの後半に眼鏡を落としてしまうのだが、この日は三曲目で速くも落としていたのだから!サウンドが普段観ている小さなライブハウスより格段に良かったのも嬉しかった。この前観たときなんかは音がグチャグチャで出来の悪いハードコアバンドみたいな感じの印象を受けたが、この日は、彼らのパンキッシュながらもどこまでもポップ、という魅力がバランスの取れた音でしっかりと伝わってきていた。 |
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メインステージに目を移すと、完全に場違いなロックなラインナップに放り込まれて最初は苦戦しながらも、最終的にはオーディエンスを自分のものにしたストリーツのステージは目を見張るものがあった。観ているこっちまで「よっしゃ、やったぜ!」とガッツポーズしたくなるようなカタルシスのある、力のこもったステージ。しかし、いいものになったので結果オーライではあるが、やはりストリーツはダンステントのトリで出してあげるべきだったんじゃないだろうか。 そして最後はブラーである。レディングのトリという大舞台でも安心してみてられるほどの風格がある彼らのステージは、さすがの一言。セットリストは基本的に5月にアストリアで観たときと同じようなものだったが、驚かされたのは滅多に演奏されない4枚目のアルバムからのセレクトで"the universal"をやったことだ。ブラーがこのレディングのヘッドライナーとしてのステージを特別なものにしたいという想い、それはこのようなスペシャルな選曲をすることからも伝わってきていた。そして、しきりにMCでレディングにヘッドライナーとして帰ってくることができて嬉しいと繰り返すデーモン。彼のこの感慨深げな様子は、レディング・フェスティバルというものがイギリスでは本当に大きな意味を持つフェスなのだということを、まだイギリスのフェス事情をよく分かっていない私のような人間にも伝えていた。 こうひとつひとつのライブを思い出しながら書いていくと、なんだか結構いいフェスだったような気になってしまう。いや、客観的に見ればいいフェスだったのだろう。フェスにはそれぞれ特徴あって、このレディングは先程も書いたように、とにかく「ライブを楽しむ」という点にフォーカスを絞ったものなのだから。では、来年も行きたいかというと、それは分からない。ラインナップ次第である。まだ見ぬ素晴らしいバンドとの出会いを求めてとにかく行ってみるというのも悪くは無いだろう。でも、私だったら来年またラインナップを見て、自分の好きなバンド、気になるバンドがずらりと並んでたら行くだろう。私の印象としてはレディングはフェスというより大コンサートである。普通ライブは気になるバンドがいないと見に行かないものでしょう?これでは客とフェスの関係が少しドライすぎる気もするが、これも既にひとつの形として受け入れられてるのだから、いいのだろう。それがレディングなのだ。 |
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