DONOTS (with SOLEA & BODYJAR) @ 渋谷QUATTRO (2003年6月18/19日) ポップでパンクにメタルもプラス!さぁ、みなさんご一緒にっ!
半年ぶりのDONOTSだっ!前回が去年12月、MIDTOWNのサポートで来日だった。これがそう、たったの半年でヘッドライナーなのだっ!でかしたぞっ、DONOTS!! 1日目は、最寄の駅から家まで走って帰った。電車の中でも走りたいくらいだった。それくらい興奮していた。2日目も「良かったよね、楽しかったよね」の言葉を何度も繰り返しながら、満面の笑みでセンター街を闊歩した。DONOTSは、ライヴ・バンドの底力を見せ付けてくれた。半年経て見たら、日本での人気も彼らのパワーもはるかに予想を上回っていた。大盛況ってのは、こういう事を言うんだっ!熱くて楽しい強烈なライヴを、クッキリ私たちに焼き付けていった。それを思い出すだけで、DONOTSの曲を聴くだけで、その時の興奮が未だに体をワクワク熱くさせる。
SOLEA
はじめましてのSOLEA。BODYJARとDONOTSとは少しテイストの異なる、ポップ・パンクというよりは、グー・グー・ドールズを思わせるオルタナティヴ・ロック系。だからなのか、やや会場穏やかな雰囲気だった。メロウでジワジワ染み込んでくるロックなメロディを聴き逃さなかったぞ。ライヴ後、即CD購入。"Leaving Today"なんかも、シンプルなロック・サウンドで疾走感ばっちりの気持ちよく流れる曲。ジョージ・マイケルの"Faith"の出だしまんまイントロは、何度聴いても可笑しくなっちゃうんだけど。彼らのどの曲も、夏に車の窓全開でドライヴしながら聴くと気持ちいいだろう、爽やかロック。6曲だけのミニ・アルバムで焦らさないで、早くフル・アルバムが聴いてみたい、と期待大。
BODYJAR
なんてラッキーなのっ!DONOTSと一緒にBODYJARまで見られるなんて!まさに棚からぼたもちね。何度か来日をしているらしいけれど、私は今回が初BODYJAR。メンバーを見たことがなかったから楽しみっ!と思っていたら、ステージに現れた彼らは、みんな揃って大きな体に短髪。あの超メロディックな爽快パンクの曲から思っていたイメージとは、ちと違う。そんな大男たちが、力強くガンガン鳴らすのは、極上のキャッチーなメロディなのだ。"Hot The Same"、"Ordinary Lives"や"Fall To The Ground"、あはぁぁぁ!キィヤァーッ!まるで林家パー子のような奇声が上がる(心の中で)。目はウルウル。演奏後の拍手にも力が入る。耳にこびりつく泣けるメロディが、パワフルに大音量で押し寄せてくる。心臓をガシッと掴まれる、その曲の数々がたまらない。とにかくBODYJARはメロディがよくて爽やか。おまけのサイモン&ガーファンクルの"A Hazy Shade of Winter"も、原曲に忠実なハモリにダイナミックさが足されて、まるで彼らの曲のようだ。感動のBODYJARのライヴだった。
DONOTS
いよいよ、DONOTS。しつこいようだけど、今回はヘッドライナーなのだっ!すごいぞ、DONOTS!!最初クアトロに入った時は、くぅー、これだけかよぉ・・・、って人の少なさに泣けてきそうになった。でもBODYJARが終わると同時に、今買ったばかりの真新しいDONOTSのTシャツに身を包み、勢いよくドアを開けて次々と流れ込んでくる笑顔で興奮した様子の人たちを見たら、そんな泣くような心配も必要ないってホッとした。「ドゥノッツ!ドゥノッツ!」と会場内にこだまするコール。彼らがステージに姿を現した時の沸きあがった歓声は、前回からは想像もできないほど大きい。ライヴ・スタート初っ端から、目頭が熱くなる。日本でもこんなにDONOTSファンがいるんだっ!
黒かった髪の毛を金髪に染めたヴォーカル、インゴ。ギドは以前よりちょっと痩せたかな?ギターのアレックスはトレードマークだったドレッドが、クルクル・カーリーのショート・ヘアになっていた。ドラムのエイクとベースのジャン・ダーク、相変わらずのクールな笑顔。一人ひとりに挨拶するかのようにじっくり半年ぶりの彼らを見る。そして、ライヴは"My Stereo's Lia"”でスタート。テンションの高さは弾け具合もパワー・アップしてる。そこからミディアム・テンポの"Hours Away"まで、"Up Song"や"Get Going"、"Superhero"など、ジェットコースターに乗ってるみたいにガンガンのスピードとポップでノリまくりの曲で攻めてくる。フロアは、一寸たりともジャンプをやめない。私の体も血が勢いよく体中を流れるのを感じ、五臓六腑がリズムに合わせて跳ねている、究極の興奮状態。このぶっ飛んだ盛り上がりで、体が黙ってられるかいっ!
インゴは、やっぱり出だしから飛ばしまくる。飛んで回ってジャンプして、喉がちぎれるんじゃないかと思うほど叫ぶ。そのパワフルさは首尾一貫。脱帽の元気の良さなのだ。気がつくとエイクは着ていたTシャツを脱ぎ捨て、上半身裸であの小さく華奢な体からは想像もできないほど力強いドラムを叩き続ける。ギドは、始終落ち着きなく左へ右へところ狭しと動き回り、ステージ最前ギリギリまでいってフロアを盛り上げる。会場全体がめちゃくちゃ楽しんでる!このステージ上のはっちゃけたパワーがフロアをより活気付け、暴れまくるフロアを見て、DONOTSもよりパワフルにプレイする。DONOTS対フロアの盛り上がりガチンコ勝負だ。なんて素晴らし過ぎる相乗効果!
"Big Mouth"でまた、クッと目頭を思わず押さえてしまう。元気にシンガロンするみんな。"Oh Yeah, Oh Yeah"で両手を振り上げシャウトするみんな。彼らの曲の愛すべきポイントは、ポップでみんながいっしょに歌えるメロディ。そしてDONOTSメンバー5人の見事な一体感。そこに人々の盛況を極めた熱気が合わさって、その時のクアトロの空気ったら、楽しい〜!って言葉だけじゃ足りないほどの熱くクレイジーだった。DONOTSと一緒にライヴをやってる感覚なのだ。
キッズ時代にメタルとハード・ロックに激しく影響を受けた彼らのライヴで、そのカヴァーはお馴染み。今回は1日目が、Joe Jacksonの"Got The Time"、2日目がRunning Wildの"Bad To The Bone"。特に2日目は、セット・チェンジのSEがメタリカだったこともあり、メタル臭プンプン。そしてこのカヴァーで、激しいメタルのライヴに一変。シラケるなんて雰囲気なんてまったくナシッ。インゴは強烈なメタル・ヴォーカルへと変身、フロアもそれに合わせて拳の振りが重く力強くなる。拳じゃないね、人指し指と小指を突き立てたメタル・ピース(?)・サイン。メタル好きも泣かせる、100%メタル・バンドになりきるDONOTSだった。
そんなおまけも挟みつつ、ライヴ本編ラストに"Saccharine Smile"である。DONOTS好きなら、イントロだけで涙ものなのだ。その熱狂ぶりは、このライヴ一番を記録した。胸がキュンとなるメロディと、ポップ感充分なジャンプ・ソング。メンバーのキュートで本当に幸せそうな笑顔、見た?見たぁ?フロアのジャンプと盛り上がり、こんなにみんなをハッピーにさせてくれる曲ってある?ドドォーっと、嬉し涙が込み上げてくる。
ライヴは永遠に続くものじゃないとわかっていても、別れが惜しい。悲しいかな、残すところあとほんの数曲でDONOTSはステージを去ってしまう。アンコールは3曲。1日目のアンコール2曲目は"That's Armagedon"だったけれど、2日目は"Get It Right"。ここで、インゴがフロアに降りてきて、みんなと一緒に曲に合わせてグルグル回る。不安顔でジリジリとインゴ救出に向かうツアー・マネージャーやセキュリティーをよそに、インゴは人々に埋もれながら、歌い続けながらグルグル回り続ける。それに続いてみんなも回る。祭りだ、祭り!ステージを見ると、左からギド、アレックス、ジャン・ダークと横一列に整列して笑顔でコーラスをしてる。もの凄く楽しく盛り上がるクアトロ全体を見回して、この日何度目かの嬉し泣き。そして本当にラストは、1日目も2日目も同じ"We're Not Gonna Take It"。Twisted Sisterのナンバー。そこにいるみんながDONOTSのライヴに参加していると実感でき、一体になってシャウトする。マイクを向ければきっちりフロアのレスポンス。気持ち良く歌い上げるみんなにメンバーみんなの可愛い笑顔120%で応える。もの凄く楽しんだ充実感でいっぱいになった。2日間、心底楽しませてもらったよ、DONOTS!
1日目のライヴ終了後、インゴが体調不良だったことを話してくれた。「調子が悪くて歌っていて疲れてきちゃったんだけど、みんながあまりにクレイジーに盛り上がっているのを見ていたら、ものすごく元気になったよ。みんな本当にクレイジーで楽しかった。」インゴの不調も空高く吹き飛ばして忘れさせるほど、ライヴは激しく熱く盛り上がったのだった。その後の名古屋と大阪でも同様だろう。CDでも彼らの曲は十二分に楽しめるけれど、ライヴ・バンドDONOTSは、やっぱりライヴを見てこそ、その熱さと楽しさが味わえるのだ(ここにその熱いライヴを伝えられる写真が載せられないのが、非常に残念)。DONOTSが、新たなハッピー・パーティ・ソングを届けてくれるのを、そしてまた彼らと楽しく騒げる日を、首をながぁ〜くして待とうじゃないかっ!
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--- set list --- 6/18
MY STEREO'S A LIAR
UP SONG
TODAY
FRIENDS (FUCKED)
GET GOING
SUPERHERO
HOURS AWAY
GOT THE TIME
BIG MOUTH
PRIVATE ANGEL
OH YEAH OH YEAH
DON'T YOU KNOW
ROLLERCOASTER
SACCHARINE SMILE
--- encore ---
ROOM WITH A VIEW
THAT'S ARMAGEDON
WE'RE NOT GONNA TAKE IT
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--- set list --- 6/19
MY STEREO'S A LIAR
UP SONG
TODAY
FRIENDS (FUCKED)
GET GOING
SUPERHERO
HOURS AWAY
BAD TO THE BONE
BIG MOUTH
WHATEVER HAPPENED TO THE 80S
PRIVATE ANGEL
DON'T YOU KNOW
OH YEAH OH YEAH
SACCHARINE SMILE
--- encore ---
ROOM WITH A VIEW
GET IT RIGHT
WE'RE NOT GONNA TAKE IT
report by ali.
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