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ROVOの音楽はさまざまな表象を見せていく。ラテン、ジャズ、テクノ、トランス、、ブレイクビーツ、レゲエ、ロック、クラシック。その表象はビートで現れることもあるし、ギターやシーケンス、ヴァイオリンで現れることもある。あらゆる音楽をROVOの音として、吸収し放出していく。観客はそれを一身に浴びて踊る。面白いと思ったのは、普段、他のアーティストのライブとかで、3拍子とか7拍子とかになると、突然人が踊れなくなって止まってしまうということがあるけれど、ROVOのライブにおいては、そういうことがなかったというのが面白かった。観客は明らかに自分を音楽の中に入れ込もうとしていたように見えた。音の一部になろうとしていた。それはライブを観る、という感覚より、体感しよう、体験しようとする意志だったのかもしれない。
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それは複雑に展開されるインプロビゼーション(なのかな?)の展開でも顕れた。完全にビートが失われても、会場に退屈しているような雰囲気はなく、むしろ、次に爆発するのをじっと、息を潜めて待っている。そして、爆発する。カタルシスに到達できる。曲が終わると、大きな拍手が会場に鳴り響く。その光景が何度も繰り返された。誰もが今夜の彼らの音楽を素直に素晴らしいと思ったに違いない。とても素直に感動を伝える拍手だった。
そのせいなのか、アンコールは2度も行われた。そのうち1回はヴァイオリンの勝井さんが「新しい曲ができたのでやります」と新曲まで披露してくれた。別にアンコールが2度あったからって何?という感じなのかも知れないけれど、札幌で一般知名度がほとんどないROVOが、これだけのお客さんを集めて大きな拍手で迎えられたという事実、それに対して2度のアンコールで応えてくれたということが、とても嬉しく思えた。
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report by ysmz
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